WYSH教育1(11月12日)

 図書室のテレビに映し出される映像を見ながら、3年生の子どもたちのやわらかな笑い声が聞こえてきます。
 11月2日から18日にかけて、3年生の全クラスを対象に、養護教諭の大久保先生が、「WYSH教育」を実施しています。「WYSH教育」とは、狭い意味では性の問題から子どもを守ることを、広義の意味では将来全ての若者が自分の長所を伸ばし、幸せに生活することを目標に、本校では9年前から取り組んでいます。義務教育を終えて、卒業していく子どもたちが、性の問題を自分のこととして捉え、自分も周りの人も大切にできる大人に成長すること。自分自身の良さに気づき、自分の将来に夢と目標をもてるよう願いを込めています。
 2時間続きの授業の中で、1時間目はエイズなど性感染症についての勉強をし、正しい知識を身に付ける大切さを学びます。2時間目には、小さい頃から今までの写真等をスライドで見ながら、今まで大切に育ててきてもらったことへの感謝や、人とのつながりを大切にする気持ちを呼び起こします。そして、この先の人生に、夢と希望をもってしっかりと歩いて行こうという気持ちを感じながら、考えをまとめます。
 笑顔でスライドを見ている生徒を眺めながら、「すてきな大人に育って欲しいなあ」と心から思いました。
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教師力向上研修(11月10日)

弥富市教育委員会の重要な事業に「教師力向上研修」というものがあります。これは、文字通り、先生としての力量を高めるための研修です。講師は、教育コンサルタントの大西貞憲先生です。全国各地の学校へ出向かれ、特に経験の少ない先生方に、どういう姿勢で授業に臨むか、どう子どもとの距離を縮めていくか、などを直接ご指導くださいます。
今日も一日学校に詰めていただき、全部のクラス、全部の先生の授業を観ていただきました。
本校のテーマである「仲間と共に学び共に考えることができる生徒の育成」が実現できているか、という視点でご指導をいただきました。大西先生によると、
「生徒が落ち着いているから、工夫した授業をしなくても生徒は聴いてくれる。そのことへの甘えがある」
との言葉をいただきました。
さっそく明日からでも、意識を変えて臨みたいものです。
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不審者に気をつけて!(11月9日)

昼前のことでした。警察と教育委員会からメールが入りました。
「11月9日(月)愛西市日置町山の池地内で日本刀のようなものを背中にかけている男がいた」
という不審者情報です。
距離的にはかなりあり、また、不確定な情報ではありましたが、万が一これが事実で日本刀だった場合には、子どもたちが危険にさらされます。「誤報でした」「身柄が確保されました」という情報が入らない以上、安全を期する必要があると考え、予定していた6時間目の委員会を中止し、全員が一斉に帰れるようにしました。さらに、いつも行っている下校指導を全職員で行い、周囲の警戒、子どもたちへの声かけを行いました。
 
急な変更でご迷惑をおかけしましたが、安全のためということでご理解をいただきますようお願いします。

かわいい作品(11月6日)

昨日の夕方、子どもたちが下校した後の職員室で、
「わぁ、かわいい!」
「これ、素敵ですね!どうやって作ったんですか?」
という言葉が交わされていました。その円の中心にあったのは、トレイに載ったかわいいケーキです。キッチン用のスポンジを四角に切ったものやペットボトルのキャップを土台に、ホイップやチョコレートなどをシリコンでデコレーションしてありました。
作ったのは特別支援学級の子たち。残念ながら、作っているときの様子を見にいくことはできませんでしたが、一つ一つのケーキから楽しそうにおしゃべりをしながら作っている様子が浮かんできそうです。

実力テスト(11月4日)

朝の低気温が10度を割るようになってきました。これまで開け放っていた教室の扉も、しっかり閉じられるようになってきました。今日はなおさらそんな教室が多くありました。実力テストだったからです。
中間テストや期末テストとは違い、一日に一気に5教科を行います。テスト範囲も「これまで学習したところ全部」とまさに実力が試されるテストです。張りつめた緊張感が漂う一日でした。