いざ、心をひとつに!(7月6日)

先週、学校祭のブロックリーダーが始動し始めたことをお伝えしました。そして、今日、各ブッロクが一堂に集まりその第一歩を踏み出しました。
 
リーダーがその思いを伝えます。それを皆、しっかりと見つめます。この一体感こそが学校祭の醍醐味だと私は思います。
そして、クライマックスは、みんなが知恵を出した中から決まった「ブロックテーマ」です。
 
【赤ブロック】
龍驤虎視(りゅうじょうこし)…炎を味方に赫き魂を解き放て
【青ブロック】
猛鯱襲来(もうこしゅうらい)…宇宙(そら)を纏いし大鯱 全てを喰らい尽くす
【緑ブロック】
王蛇乱撃(おうじゃらんげき)…翡翠に輝く大蛇よ 炎と嵐にキバをむけ
 
いかがですか。学校が3つの色に染まり、同じ方向に進むパワーを感じます。
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学校祭ブロックリーダー会(6月29日)

「さようなら」「さようなら」
ほとんどの子が下校した校舎の1階から、
「パチパチパチ」
拍手が聞こえてきます。音のする方へ行ってみると、3つの教室に人影が。
この日は、学校祭に向けての第一歩となるブロックリーダー会が行われました。3つの教室ほ、赤・青・緑のそれぞれの3年生の教室です。3学年のそれぞれのリーダーが初めて顔を合わせるので、自己紹介や3年生リーダーの意気込みなどを語っていました。
 
それを順番に回っていき、はっと気づいたことがありました。担当の教員すべてが廊下からそれを優しい表情で見守っていたことです。学校祭は生徒が育つ大切な場、リーダーを育てる大切な機会ということを、どの教員も理解し、リーダーが会を進行する様子をじっと見つめていました。
もちろん、今日を迎えるまでに個別に指導はしたと思いますが、生徒を前面に立て、しっかりと自分の言葉で自分の思いを語らせてくれていたことを、うれしく思います。
学校祭に向けて、よいスタートが切れました。

学力コンクール(6月26日)

この日、3年生が多目的室で合同STを行いました。
学年全体をこのように集めることは、何か問題があった時が多いので、生徒も緊張した面持ちで静かに入っていきました。
 
そして、そこで待っていたのは、金色に輝くトロフィーでした。そう、この日は、3年生が朝の読書タイムを利用し取り組んだ「学力コンクール」の表彰式だったのです。
 
修学旅行で少し気持ちが浮ついた様子が見られたことや、期末テストに向けて気持ちを引き締めてほしいというねらいをもって、今回は漢字のテストに取り組みました。満点だった人に立ってもらうと、約4割弱いました。小さなことかもしれませんが、こうした積み重ねを大切に伸びていってほしいものです。

モード切替!(6月25日)

二日間の期末テストが終わりました。手ごたえはどうだったでしょうか?1学期の期末テストは5教科ですので、二日目の3時間目は学級活動の時間です。
それぞれの教室をのぞいてみると…。
 
気持ちを大きく切り替えて、学校祭モードになっていました。「学校祭」というものを初めて経験する1年生は、どういうものかという説明を担任の先生から聞いた後、学年のブロックリーダーを決めていました。小学校の運動会や学習発表会にはなかったものですので、真剣そのものです。2年生はブロックテーマを選んでいたクラスが多かったようです。そして、そんな下級生をまとめる3年生は、いち早く決まったリーダーを中心に車座になって担当の先生と入念な打ち合わせをしていました。
午後の部活動も含め、中学生の暑い夏が始まります!
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教育相談(6月17日)

私が教師になりたてのころ、
「一人の子と5分間話した日はあるか」
という言葉を雑誌で見かけました。
毎日、子どもたちと接し、何かしらの声をかけていた自負はありましたが、そうやって改めて問われると、自信をもって「はい」と言えなかった自分がそこにいました。
子どもたちの心は揺れています。中学校生活というものがそうさせている部分もあると思いますし、多感な年頃だからかもしれません。
そんな揺れや不安を家族や友達、担任に出せる子はごく少数です。多くはそれを自分自身の中に抱え込んでしまっています。
 
授業が終わった後の1時間を「教育相談」として担任と短い時間ですが話す場を設けました。この時間で抱えているものが解決することはできません。しかし、「学校の中で一番身近にいる担任が、いざというときには話を聞いてくれる」というメッセージは伝えたいと思います。