東海なぎなた大会(11月4日)

東海4県の県大会を勝ち抜いた者のみが出場を許される東海大会が、三重県の久居体育館で行われました。弥富中からは、「演技競技」で2組4人、「試合競技」て2人が出場しました。
【演技競技】
二人一組で、決められた形をいかに正確に、“気”を込めて行うかを競います。体育の授業でも取り入れている、なぎなたの基本です。
○堀・飯田ペア
1回戦…5対0で勝利
2回戦…3対2で勝利
準々決勝…1対4で惜敗
○都築・宇佐美ペア
1回戦…5対0で勝利
準々決勝…1対4で惜敗
準々決勝は、ともに紙一重の判定だったように思います。しかし、会場中に響く声でしっかり打て、それをしっかり受けていました。
【試合競技】
堀さん・宇佐美さんがそれぞれ出場し健闘しましたが、それぞれ1回戦、2回戦で惜敗しました。

東海4県の中では愛知県は上位の力をもっていますが、その愛知県、また東海地区の中で勝ち上がる難しさを感じた大会となりました。でも、この悔しさは必ずこれからの練習や試合に生きると思います。
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海部地区駅伝大会(10月27日)

昨夜の雨がグランドの一部を濡らしましたが、早朝から整備・準備をしてくださった競技役員の方々のおかげで、今年度の中小学校体育連盟主催競技の最後を飾る駅伝大会が地元の三ツ又池公園を周回するコースで行われました。

【女子】
先日の西尾張大会とメンバーも走順も変えずに臨みました。それは、出場した海部地区の中で一番良い順位で走ったという自信でもありました。しかし、そのプランは1区で大きな修正を余儀なくされました。飛島中の1区の選手が驚異的な走りで他を圧倒したからです。しかし、1区3位を筆頭に常に上位に食らいつき、4区では高林さんの区間賞の走りで5位まで順位を上げ、6位入賞しました。
【男子】
一方の男子は、西尾張大会の反省と故障者の続出でメンバーや走順を大幅に入れ替え、1区に高嶋くん、2区に古橋くんを配した布陣で臨みました。しかし、その高嶋くんが他の学校に徹底マークされまさかの4位スタート。しかし、その想定外の展開に皆が発奮しました。2区の古橋くんがトップに上がり、3区もそれをキープ。後半は他校の猛追を受けたものの、一人一人が必死にたすきをつなぎ5位でゴールしました。

賞状に手が届かなかったことは不本意かもしれませんが、男女ともに入賞できたこと、そこに向けて一人一人が思いをつないだことは大きな財産となりました。
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駅伝大会壮行会(10月22日)

朝礼に引き続き、今週末に行われる海部地区駅伝大会の壮行会が行われました。
気づいている子は少ないかもしれませんが、実はこの壮行会は生徒会が主催して行われます。ですから、朝礼の司会をしている教務主任からマイクを受け取った生徒会執行部が進行を務めます。
「今から、海部地区駅伝壮行会を始めます。駅伝部の人たちは登壇してください」
選手だけでなく部員全員がステージに上がりました。あらためてその多さに驚きます。最初に練習風景を紹介するビデオが流れましたが、このビデオも今回からは生徒会が情報処理部に制作を依頼したものだそうです。先生たちの手を借りずに、いろいろなことが自分たちでできるようになっている生徒会の成長を感じました。
男女のキャプテンが述べた抱負に、奇しくも「ライバル」という言葉がどちらにもありました。一緒に走る仲間であると同時にそれはライバルでもあります。その言葉にめざすものの高さと真剣さを感じました。
生徒会長からの力強い言葉とともに、各クラスからの寄せ書きメッセージも贈られました。ライバルと仲間の強い後押しで、一本のたすきをつないでくれることでしょう!

西尾張駅伝大会(10月20日)

一宮のいちい信金陸上競技場で西尾張駅伝大会が行われました。これは中小学校体育連盟主催のもので、フリーエントリーできるものの県大会、全国大会へとつながっているものです。また、毎年、海部地区大会の前に行われるので、その前哨戦、レース感覚を身につける目的で参加しています。
競技場が改修工事を行なっているため、いつもと少しコースを変更して行われ、男子は6人で、女子は5人でたすきをつなぎます。
先に行われた女子は、1・2年生で構成されたチームとなりました。第1走者から常に10位前後をキープしながらの展開です。その少し前には、同じ海部地区の七宝中が走っていて、総合順位もさることながら、この七宝の前に出ることも大きな意味をもちます。一人一人がその目標をしっかりもち、たすきをつなぎます。抜きつ抜かれつの接戦を制し、11位でゴールしました。参加した海部地区の中ではトップの順位です。しかし、10位までが県大会に出場できることを考えると、うれしさの中に悔しさも残る結果となりました。
男子は1年生一人、2年生三人、3年生二人とバランスのとれた構成で臨みました。10位前後で2区につなぎましたが、その後、少しずつ順位を落とし苦しい展開となりました。しかし、30位前後をキープしてアンカーへ。そこから一気に順位を上げ22位でフィニッシュしました。そのアンカーを務めた高嶋くんが区間賞を獲得しました。
走り終えた選手たち、必死に応援した子たち。終わった後の表情には悔しさがにじんでいました。でも、それはとてもいい表情でした。来週の海部地区大会では、きっと今日の悔しさを晴らす走りをしてくれることでしょう。
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夕焼けを背に(10月19日)

今日もさわやかな秋晴れの日となりました。中間テストを終え、さっそく答案用紙が返ってきて、それに一喜一憂した一日だったのではないでしょうか。
 
そんな子どもたちが、
「さようなら~!」
と一斉に下校した後、体操服に着替えて走り出す子たちがいます。駅伝部です。この地区で駅伝部を常設の部としてもっている学校はなく、どこのこの時期に合わせて募集し練習をする特設部です。それゆえ、自分が所属している部との両立などがネックとなり、なかなか部員が集まらず困っているという声を他の学校の先生から聞きます。しかし、今年の弥富中は違います。これまでになく多くの子が参加してくれ、毎日こうして夕焼けの中を走っています。部員が多ければそれだけライバルが多いということですが、様子を見ていると、選手になることもさることながら、駅伝部に参加することで体力、特に持久力をつけたい、それが自分の所属する部の練習にもプラスになるという意識が見て取れます。そんな子どもたちの背中を夕焼けが優しく押してくれていました。
明日は、西尾張の駅伝大会です。来週に控えた海部地区大会に向けてのよいテストレースとなると思います。