中総体東海大会-水泳-(8月10日)

昨日、熱い走りを繰り広げた長良川競技場のすぐ隣にある「長良川スイミングプラザ」が今日の舞台です。そこのセンターコースを泳ぐのが大澤さんです。
東海大会は愛知・岐阜・三重・静岡の4県の代表が集まる大会ですが、その会場も4県の持ち回りで行われます。その4県の中でこの岐阜だけが屋外プールです。水泳部のある学校の選手は屋外が当たり前で日差しや風などの影響も日々受けながら練習をしていますが、スイミングスクールで練習をしている子たちにとっては、それを気にする子も少なくありません。
でも、ひとたび水に入れば条件は同じ。愛知県の代表として、もちろん弥富中の選手として泳ぎます。大澤さんは1組目の5コース。俗にいう「センターコース」です。水泳はエントリータイム順にセンターコースから外へ割り振られます。つまり、この組のトップだということです。しかし、各種目2組ありますから、全体の10番目ということになります。入賞するには、この組のトップはもちろん、タイム的にも次の組の子を数人上回る必要があります。
長い笛が鳴り、
「Take your mark」
に続き、ピストルの音と同時にスタート!いいスタートです。隣の6コースの子と競りながら50mをトップで折り返しました。後半もペースは落ちません。背泳ぎ特有の残り5mを表すフラッグも風でたわむ中、リズムよく泳げています。そしてゴール!目標としていた1位でのフィニッシュでした!記録は1分11秒67。エントリータイムや彼女の自己ベストには及びませんでしたが、これは屋外プールだからです。そして、2組目のレースを待ちます。

結果は2組目のすべての選手が大澤さんのタイムを上回り、上位に食い込むことはできず10位でした。しかし、昨年に続いての東海大会出場。そしてまだ2年生。来年もこの舞台に帰って来てくれると信じています。
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中総体東海大会-陸上-(8月9日)

金華山のふもとにある岐阜メモリアルセンター長良川競技場が、陸上部6人がめざしてきた東海大会の舞台です。岐阜といっても弥富から近いこともあり、昨日の前日練習も参加しトラックの感触も確認済みです。
先陣を切ったのは4×100mRの4人です。先輩たちの走りに憧れ「いつか私たちも」という思いでバトンをつないできました。そして、その先輩たちが果たせなかった東海大会のトラックに立ったその姿はとても大きく見えました。第2レーンからスタート!ライバルたちの走りはすべて見える位置です。でも、おそらく彼女たちの視界には仲間の姿、仲間の差し出す手のひらしか見えてないかもしれません。そこへ丁寧にパス!パス!パス!他のレースでバトンを落とすチームが多くあった中、安心してつながり50秒87のタイムでゴールしました。笑顔のゴールです。
次に登場したのは800mの高嶋くんです。予選2着までに入れば自動的に決勝に進むことができます。余力を残しての2着!と思いきや、走り終わった後に「パン!」と両手で両ももを叩きました。彼は勝ちにいっていたのです。記録は2分00秒24でした。
しんがりは唯一2年生で出場している古橋くんの1500m。2年生でここに来ること自体すごいことですが、きっと同じ中距離の先輩高嶋くんの背中を追いかけているので、自分では「まだまだ」と思っているかもしれません。1組目の一番内側からスタートし、ずっと集団の真ん中あたりをキープしていました。いいペースだと思っていましたが徐々に遅れてしまい、ラスト1周で先頭集団を追う力は残っていませんでした。記録は4分34秒38。不本意な表情で引き上げてきましたが、この悔しさは来年につながると思います。

午後の決勝に進んだ高嶋くんをチームみんなが、
「たかそーっ!」
と応援する中、レースが始まりました。予選を2位で通過したそのポジション通り集団を引っ張ります。しかし、その前に常にもう一人いて、その差が徐々に広がっていきます。ラスト300mあたりでスパートをかけ後続を引き離しましたが、前との差は縮まらず、そのままゴール。2分03秒29の2位でした。すばらしい成績ですが、記録やレース運びは納得いかないでしょう。でも彼には10日後の全国大会があります!

金華山の頂にある「岐阜城」は、織田信長が攻め落とし、その後の天下統一の拠点とした城として知られています。弥富中陸上部がここを足がかりにさらに大きく成長するきっかけとなった、そんな大会でした。
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県吹奏楽コンクール(8月7日)

何度も何度もその壁にはね返されてきた県大会。今日そのあこがれのステージに弥富中学校吹奏楽部が立ちました。会場は豊田市民文化会館。
演奏する曲はもちろん、
【課題曲】コンサート・マーチ「虹色の未来へ」
【自由曲】「大いなる約束の大地~チンギス・ハーン~」
の2曲です。
吹奏楽のコンクールは会場内での撮影は禁じられています。例年は演奏後の集合写真しか撮ることができなかったので、今年は、図々しくリハーサルにも同行しました。チューニングの時は気軽にシャッターを押していましたが、舞台袖に入る直前のリハーサル室ではさすがに、「カシャッ」というシャッター音を出すこともはばかれるほどの張り詰めた空気になりました。でも、どの子もとてもいい顔でその空気の中にいました。

子どもたちは、西尾張大会の時に審査員の方々からいただいた講評にあった「豊かなバンドサウンド」は今日も健在でした。モンゴルの大平原で遊牧生活を送る幾多の民族がひとつのまとまりとなっていく様が、子どもたちの奏でる楽器でまるで映像を観ているかのように表現されると、大きな感動がわき上がりました。きっとそれは私だけではないと思っています。
演奏を終えた子たちはすがすがしい表情で出てきて、遠く豊田までかけつけてくださった保護者の方々のカメラに収まっていました。
結果は「銀賞」。もちろん悔しい結果ですが、大きな足跡を残した「銀賞」でした。 
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全国大会出場表敬訪問(8月6日)

すでにお伝えしたように、陸上部の高嶋くんが今年も全国大会に出場します。今日、その表敬訪問ということで、市長さんにお会いしてきました。
昨年も同じようにお会いしていますから覚えていてくださり、開口一番、
「すごいね君は」
とおっしゃっていただきました。市長さんはスポーツにお詳しく、質問も具体的なものが多く、
「タイムはいくつ?」
「全国大会に出るための標準記録は?」
と尋ねられ、その差が2秒ほどあることを知ると、
「それはすごい!」
と驚かれました。
話は弾み、
「こういうすごい選手が弥富にいることをもっと市民の皆さんに知ってもらわないと」
という話になり、10月の市民体育祭で走ってもらおうとか、2026年に愛知県・名古屋市で開かれるアジア大会をめざしてほしい、という話までいただきました。
学校の体育館北側、道路に面した側には、高嶋くんの全国大会出場を知らせる垂れ幕(懸垂幕)も掲げられ応援をしていただいています。
その全国大会は、岡山総合グランド陸上競技場で8月18日から行われ、高嶋くんが出場する800mは、予選・準決勝が19日に、翌20日に決勝が行われます。
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熱中症対策(8月1日)

今年の夏の暑さは記録的のようです。今週に入りここ数日は風もありひと頃のような厳しい暑さは感じませんが、部活動の主体が1、2年生に移行しているので、これまで以上に体調管理、熱中症対策をして部活動の練習を行っています。
  
ソフトボール部では、練習メニューをとても細かく区切り、めりはりをつけた練習を行っています。そして、その練習の合間に子どもたちが集まるのが、家から持たせていただいた水筒です。そんな水筒の横に、部として用意した大きな冷水ジャーが置いてあります。さらに隣には塩分を含んだタブレットも。
また、ハンドボールコートへ行ってみると、そこにはテントが張ってありました。
「休憩!」
の声がかかると、そこへ入り水分補給をします。
そんなグランドの横では、熱中症計を手にした担当者が気温と湿度を測っていました。
 
もちろん、これらは対策の一例です。これらのことをしても「絶対に安全」というわけではありませんので、私たち一人一人が高い意識をもって子どもたちの安全、命を守っていきたいと思います。
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