熱中症対策(8月1日)

今年の夏の暑さは記録的のようです。今週に入りここ数日は風もありひと頃のような厳しい暑さは感じませんが、部活動の主体が1、2年生に移行しているので、これまで以上に体調管理、熱中症対策をして部活動の練習を行っています。
  
ソフトボール部では、練習メニューをとても細かく区切り、めりはりをつけた練習を行っています。そして、その練習の合間に子どもたちが集まるのが、家から持たせていただいた水筒です。そんな水筒の横に、部として用意した大きな冷水ジャーが置いてあります。さらに隣には塩分を含んだタブレットも。
また、ハンドボールコートへ行ってみると、そこにはテントが張ってありました。
「休憩!」
の声がかかると、そこへ入り水分補給をします。
そんなグランドの横では、熱中症計を手にした担当者が気温と湿度を測っていました。
 
もちろん、これらは対策の一例です。これらのことをしても「絶対に安全」というわけではありませんので、私たち一人一人が高い意識をもって子どもたちの安全、命を守っていきたいと思います。
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美術部の夏(8月1日)

連日、熱い夏の戦いをお届けしていますが、校内でももちろん活動は進んでいます。
美術部の活動をのぞいてみました。多くの子が「学展」に向けての作品づくりの追い込み段階でした。「学展」とは、学生の美術振興を目的に創られた展覧会で、第1回では池田満寿夫氏(当時:長野北高校2年)が入賞している歴史と伝統のある展覧会です。見た感じは完成しているように見えたので、
「もう完成?」
と尋ねると、
「いえ、もう少し」
と筆を加えていました。最後の最後まで気を抜かない作品へのこだわりがそこにありました。
そんな美術室の後方の床で、一人黙々と取り組んでいる子がいました。こちらは、今年の生徒会テーマ「はばたこう 未来へ繋ぐ 希望の翼」のデザイン看板の制作です。以前は業者にお願いしていましたが、昨年度から美術部がそれを担ってくれ、夏休みの大切な活動になっています。
 
美術部の暑い夏にも目が離せません。
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中総体県大会5日目-テニス-(7月31日)

今日は一部、電車を使って移動しました。試合会場近くの駅から乗り込んできた中学生4人が、
「これで引退だね」
「うん、おつかれ」
と互いにハイタッチをしていました。負けた悔しさがないといったら嘘になります。目標をもってここまでやってきたからこそ、誰よりも悔しいでしょう。しかし一方で、その苦しい道のりをともに歩んできた仲間とここまで来れたことは、かけがえのない宝物となったことでしょう。ハイタッチをした4人はとってもいい笑顔でした。
 
弥富中の中で、今日も仲間とともに汗を流せたのがテニス男女個人戦です。
〈女子〉
相手は田原中学校のペア。もちろん練習試合も含めて手合わせをしたことがありません。第1ゲームを幸先よく取り、「よしっ!」と思った2ゲーム目から、相手のサーブが決まり始めました。正しくは取れなくなったと言った方がよいかもしれません。それは左利きの選手のキレのあるサーブで、弾んだボールが想定していたバウンドをせずに地をはうように弾み、ラケットの下を抜けていきます。試合後に、
「あんなボール見たことないし、左利きの人がいないので練習もできないんです」
と言っていました。これが県大会なんですね。2ゲーム目以降4ゲームを連取され惜敗しました。
〈男子〉
その女子がスタンドから応援する中、男子の1回戦の相手は豊田の益富中ペアです。
第1ゲーム、第2ゲームを立て続けに取られてしまいました。どうも波に乗れないようです。ゲーム間にペアどうし、そして顧問と言葉を交わし第3ゲーム。このゲームはいいところにショットが決まり、4ー1と快勝!続く第4ゲームは相手に1ポイントも奪われずに4ー0。これでタイです。
しかし、第5ゲームはリターンショットがことごとくネットに阻まれ、相手に奪われてしまい、その流れを引き戻すことなく惜敗しました。

中総体県大会4日目(7月30日)

台風の影響で、日・月曜日に予定されていた陸上の県大会が一日スライドし、今日その1日目を迎えました。会場は陸上をする者のあこがれの場所、パロマ瑞穂スタジアムです。
スタジアムに足を踏み入れた子どもたちが真っ先に感じようとしたのは風です。どれだけ吹いているのか、とったから吹いているのか。観ている人にとっては心地よい風でも、選手にとっては大きな抵抗となったり、逆に、せっかくの記録が参考記録になったりすることもあります。
最初のレースは3年100m。1組目はいきなり3m近い向かい風でした。しかし、スタートラインに立ってしまえば条件は同じです。自分がこれまでやってきたことを信じて走るだけです。
〈男子〉
800m
2年1500m
〈女子〉
3年100m
200m
1年800m
4×100mリレー
が、準決勝または決勝に駒を進めました。結果は明日、まとめてお知らせします。
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ふれあい昼食会(7月30日)

県大会出場を決めた吹奏楽部、今日は弥富市の総合福祉センターへ出かけました。そこで行われる「ふれあい昼食会」に呼んでいただき演奏をさせてもらいます。
開会行事の後、市長さんをはじめとした来賓の方々もテーブルに加わって、会食が始まりました。そしてほどなくすると、
「今日は弥富中学校吹奏楽部の人たちにお越しいただきました!」
と司会の方に紹介されました。少し緊張気味だったその表情も、優しい拍手で和らいだように見えました。
「今日は、ふれあい昼食会にお招きいただきありがとうございました。私たち弥富中学校吹奏楽部は、先日のコンクールで金賞をとり、県大会に出場することになりました」
と自己紹介すると、また一段と大きな拍手をいただきました。
「オープニングは、先日のコンクールの課題曲でもあった『コンサート・マーチ』を演奏します」
と、たくさん練習した曲からスタートしました。もちろんたくさん練習をした曲ですから、自信をもって演奏できました。
でも、やはりここからは聴いていただく方に合わせた構成にしてあります。
「涙(なだ)そうそう」
「上を向いて歩こう」
「花は咲く」
「恋」
手元に歌詞も配ってあり、一緒に口ずさんでいただいたり、小さなポンポンを配って一緒に踊っていただいたりしました。お年寄りの方のテーブルの近くへ行くと、
「何年生?」
「上手だねぇ」
と声をかけていただき、いい笑顔も見られました。
最後にいただいた拍手は、コンクールの時とはまた違う温かいもので、子どもたちの心に深くしみたことでしょう。