体験入部ー第1希望ー(4月17日)

先日とった入部希望調査をもとに、今日から体験入部が始まりました。まずは、第1希望の部からです。楽しみにしていた子も多いと思いますが、残念ながら午後から雨が降り出してしまいました。小学校の部活動では中止になることもありますが、中学校の場合は、校舎内のいろいろな場所で工夫して練習をします。それを体験できたことは、かえってよかったかもしれませんね。
どこの部も2、3年生がとても優しく、うれしそうに練習しているのが印象的でした。基本動作の反復練習を根気強く教えている姿はとても頼もしく、初めて触れる楽器の吹き方を、一本一本の指の位置を確かめながら教える様子は、素敵な“先輩”でした。
2、3年生の人数が少なく、このまま1年生が入ってこないと「休部」になってしまう危機感のあった部の子に、
「たくさん入ったね」
と声をかけると、
「はい!10人も!」
と、とびっきりの笑顔で答えてくれました。
 
明日は第2希望の部を体験します。今日多くの1年生が来てくれた部は、このまま減らないでほしいと願い、今日少なかった部は、第2希望の子が少しでも入ってくれるよう願っていることでしょう。

部活動見学(4月11日)

昨日、キャプテンから部活動について話を聞きました。それを受けて、さっそく今日から部活動見学です。まずは外で活動をしている部から。
ところが、昼頃になって、空が黒い雲におおわれ、ぽつりぽつりと雨が落ちてきました。「降るな」と誰もが願ったことでしょう。見学する1年生も、自分たちの部に興味をもってもらおうと準備をしていた2、3年生も。その思いが通じたのか、見学が始まる5時間目にはその心配はなくなりました。
  
担任の先生といっしょにひとつひとつ見ていきます。昨日のガイダンスは言葉だけでしたが、実際にその様子を見ると、全然違います。声もしっかり出ているし、小学校とは比べものにならないほどのプレー、動きです。それに引き込まれてずっと見ていると、
「さぁ、そろそろ移動するよ」
と先生に促されるほどでした。
「もう入るは決めているの?」
と尋ねると、
「はい!」
と目を輝かせて答える子もいれば、
「まだ決めていません」
という子もいます。明日は屋内で活動している部を見学します。そしてその後は体験もします。やるからには3年間続けられるものを選んでほしいので、いっぱいいっぱい迷っていいですよ。

どこに入ろうかな(4月10日)

連日、戸惑いと緊張感の連続の1年生の子たちにとって、少しわくわくした時間がやってきました。部活動ガイダンスです。階段をひとつ降り、多目的室に入りました。
そんな1年生の前に立ったのは各部のキャプテンたち。手描きの勧誘ポスターを手に、その部の楽しさ、奥深さなどを自らの経験を通して語ってくれました。それは他の誰の言葉よりも1年生の子たちの心に響きます。
「ねぇ、何部に入る?」
「もう決めた?」
そんな声が聞こえてきそうな1年生でした。さっそく3階の廊下にはそのポスターも貼られ、興味深そうに見ていました。今後は、
11日(水)・12日(木)=部活動見学
13日(金)=第1回入部希望調査
17日(火)~=体験入部
27日(金)~=仮入部
という手順を経て決めていきます。ぜひ、ご家庭でも相談に乗っていただけたらと思います。
各部のポスターは部のところをクリックするとご覧いただけます。
野球 ソフト ハンド(男) ハンド(女) サッカー
ソフトテニス(男) ソフトテニス(女) バレー(男)
バレー(女) バスケット(男) バスケット(女)
卓球(男) 卓球(女) 剣道(男) 剣道(女)
柔道(男) 柔道(女) 陸上(男) 陸上(女)
なぎなた 吹奏楽 情報処理 美術 

やとみ春まつり(4月7日)

花冷えの中、「やとみ春まつり」が文化広場で行われました。そこに設けられた野外ステージに子どもたちが登場しました。
 
まず開会式典の前に登場したのがなぎなた部の子たちです。市のなぎなた連盟と合同でリズムなぎなたを披露してくれました。今年は、なぎなただけではなくダンスも取り入れ、これまでにない演技となりました。
午後は吹奏楽部の出番です。少し日が差してきましたが逆に風も出てきて、指が思うように動かないのではと思うほどでした。しかし、タクトが振られると、そこはこれまで培ってきた練習がものをいいます。4曲を一気に演奏し、途中にソロパートを入れるなど工夫した構成で、たくさんの拍手をいただくことができました。
演奏が終わると、大村愛知県知事のあいさつがあり、吹奏楽部の子たちはそのまま後ろにすわったまま聴き、記念撮影にも入れていただくというおまけもつきました。
 
 ※画像をクリックすると、動画でご覧いただけます。

中部日本個人・重奏コンテスト県大会(3月4日)

先日行われた西尾張大会を勝ち抜き、出場権を得た県大会が江南市民会館で行われました。県下の多くの学校からたくさんの子たちが本大会をめざして演奏します。もうそれだけで緊張感が高まります。楽屋には関係者以外は入れないので分かりませんが、きっと心臓の音がメトロノームのような早いピッチを刻んでいたことでしょう。
55人が出場した「個人の部」の38番目に新田くんが登場しました。曲目は、学校祭でも聴かせてくれたマリンバ独奏「竹林」です。あの時と比べものにならないくらいの演奏で鳥肌が立つほどです。演奏が終わった後に、会場にいた多くの人たちが顔を見合わせたのがそのすごさを物語っていました。
そして53番目が西出さんでした。演奏した人からどんどん楽屋からいなくなるので、残り3人になったところでの登場です。この大会でフルートを演奏するのは15人です。楽器ごとの枠があるわけではないのですが、競わなくてはならないライバルが多い楽器です。曲目は「コンチェルティーノO p 107」とても明るい曲で、西出さんの揺れる体と音色がその世界をつくり出していました。
その1時間半後に行われた結果発表。新田くんが「金賞」、西出さんは「銀賞」でした。意外にも西出さんは納得の表情でした。こういうコンクールでは審査員からの講評コメントをいただけるのですが、そこに書かれていたことと、自分の手ごたえとが一致したようです。聞けば、西出さんは中学になって吹奏楽部に入ってからフルートを始めたとのこと。驚きです。もう、目は次を見ていました。新田くんは3月24日に行われる本大会で、さらに高みをめざします!