部活動見学(4月11日)

昨日、キャプテンから部活動について話を聞きました。それを受けて、さっそく今日から部活動見学です。まずは外で活動をしている部から。
ところが、昼頃になって、空が黒い雲におおわれ、ぽつりぽつりと雨が落ちてきました。「降るな」と誰もが願ったことでしょう。見学する1年生も、自分たちの部に興味をもってもらおうと準備をしていた2、3年生も。その思いが通じたのか、見学が始まる5時間目にはその心配はなくなりました。
  
担任の先生といっしょにひとつひとつ見ていきます。昨日のガイダンスは言葉だけでしたが、実際にその様子を見ると、全然違います。声もしっかり出ているし、小学校とは比べものにならないほどのプレー、動きです。それに引き込まれてずっと見ていると、
「さぁ、そろそろ移動するよ」
と先生に促されるほどでした。
「もう入るは決めているの?」
と尋ねると、
「はい!」
と目を輝かせて答える子もいれば、
「まだ決めていません」
という子もいます。明日は屋内で活動している部を見学します。そしてその後は体験もします。やるからには3年間続けられるものを選んでほしいので、いっぱいいっぱい迷っていいですよ。

どこに入ろうかな(4月10日)

連日、戸惑いと緊張感の連続の1年生の子たちにとって、少しわくわくした時間がやってきました。部活動ガイダンスです。階段をひとつ降り、多目的室に入りました。
そんな1年生の前に立ったのは各部のキャプテンたち。手描きの勧誘ポスターを手に、その部の楽しさ、奥深さなどを自らの経験を通して語ってくれました。それは他の誰の言葉よりも1年生の子たちの心に響きます。
「ねぇ、何部に入る?」
「もう決めた?」
そんな声が聞こえてきそうな1年生でした。さっそく3階の廊下にはそのポスターも貼られ、興味深そうに見ていました。今後は、
11日(水)・12日(木)=部活動見学
13日(金)=第1回入部希望調査
17日(火)~=体験入部
27日(金)~=仮入部
という手順を経て決めていきます。ぜひ、ご家庭でも相談に乗っていただけたらと思います。
各部のポスターは部のところをクリックするとご覧いただけます。
野球 ソフト ハンド(男) ハンド(女) サッカー
ソフトテニス(男) ソフトテニス(女) バレー(男)
バレー(女) バスケット(男) バスケット(女)
卓球(男) 卓球(女) 剣道(男) 剣道(女)
柔道(男) 柔道(女) 陸上(男) 陸上(女)
なぎなた 吹奏楽 情報処理 美術 

やとみ春まつり(4月7日)

花冷えの中、「やとみ春まつり」が文化広場で行われました。そこに設けられた野外ステージに子どもたちが登場しました。
 
まず開会式典の前に登場したのがなぎなた部の子たちです。市のなぎなた連盟と合同でリズムなぎなたを披露してくれました。今年は、なぎなただけではなくダンスも取り入れ、これまでにない演技となりました。
午後は吹奏楽部の出番です。少し日が差してきましたが逆に風も出てきて、指が思うように動かないのではと思うほどでした。しかし、タクトが振られると、そこはこれまで培ってきた練習がものをいいます。4曲を一気に演奏し、途中にソロパートを入れるなど工夫した構成で、たくさんの拍手をいただくことができました。
演奏が終わると、大村愛知県知事のあいさつがあり、吹奏楽部の子たちはそのまま後ろにすわったまま聴き、記念撮影にも入れていただくというおまけもつきました。
 
 ※画像をクリックすると、動画でご覧いただけます。

中部日本個人・重奏コンテスト県大会(3月4日)

先日行われた西尾張大会を勝ち抜き、出場権を得た県大会が江南市民会館で行われました。県下の多くの学校からたくさんの子たちが本大会をめざして演奏します。もうそれだけで緊張感が高まります。楽屋には関係者以外は入れないので分かりませんが、きっと心臓の音がメトロノームのような早いピッチを刻んでいたことでしょう。
55人が出場した「個人の部」の38番目に新田くんが登場しました。曲目は、学校祭でも聴かせてくれたマリンバ独奏「竹林」です。あの時と比べものにならないくらいの演奏で鳥肌が立つほどです。演奏が終わった後に、会場にいた多くの人たちが顔を見合わせたのがそのすごさを物語っていました。
そして53番目が西出さんでした。演奏した人からどんどん楽屋からいなくなるので、残り3人になったところでの登場です。この大会でフルートを演奏するのは15人です。楽器ごとの枠があるわけではないのですが、競わなくてはならないライバルが多い楽器です。曲目は「コンチェルティーノO p 107」とても明るい曲で、西出さんの揺れる体と音色がその世界をつくり出していました。
その1時間半後に行われた結果発表。新田くんが「金賞」、西出さんは「銀賞」でした。意外にも西出さんは納得の表情でした。こういうコンクールでは審査員からの講評コメントをいただけるのですが、そこに書かれていたことと、自分の手ごたえとが一致したようです。聞けば、西出さんは中学になって吹奏楽部に入ってからフルートを始めたとのこと。驚きです。もう、目は次を見ていました。新田くんは3月24日に行われる本大会で、さらに高みをめざします!

冬の演奏会(2月25日)

いつもは体育の授業や部活動が行われる体育館が、休日の今日はさまざまな楽器の音色と手拍子であふれました。吹奏楽部が毎年行っている定期演奏会「冬の演奏会」が、今年は弥富中学校の体育館を会場に行われました。地域で活動してみえる「ヤトミウインドアンサンブル」と「ファミリーブラスドルチェ」との合同演奏会ですが、今年は弥富北中もそこに加わり、文字通り弥富の演奏会となりました。
 
弥富中学校はトップバッターで登場し、まだ緊張感が漂う中、
「美女と野獣」を奏でました。“体育館”だった会場は、この演奏で一気に“演奏会場”に変わりました。続いての曲は「恋」です。そう、学校祭文化の部で大きな拍手をもらったあの曲です。もちろん、キレッキレの恋ダンスも健在です。そして3曲目は「SING SING SING」です。ジャズのリズムに乗って、それぞれのパートが立奏をするところでは、大きな拍手もいただきました。
 
吹奏楽部の子が弥富中として演奏できるのは、わずか3年です。しかし、音楽が好きで入部した子、演奏の楽しさをそこで味わった子たちが、その3年間で楽器から離れてしまうことはとても寂しいことです。しかし、弥富にはこうした地域の受け皿があります。今日も多くの大人の方々に混じって高校の制服を着た卒業生もいました。こうした演奏会やそれに向けての合同練習会を通して、弥富の音色がつながっていく、そんな気がしました。
※曲名をクリックすると、演奏を動画でご覧いただけます。