暖かな日差しの中(2月16日)

3日間の学年末テスト(3年生は2日間の卒業テスト)が終わりました。一年を締めくくるテストですので、それに向けてしっかり努力してくれたことと思います。
そして、最終日の午後、久しぶりの部活動の時間です。とりわけ、先月まで冬時間で午後の練習がなかったこともあり、平日としてはまとまった時間が取れる日でした。
そんな様子をぼんやりながめていると、珍しい場所で練習をしている子たちがいました。卓球部女子です。いつもは多目的室で練習をしていますが、他の用事でそこが使えないということで、外での練習となりました。ラダーと呼ばれるはしご状のもの使って細かなステップの練習でした。外での練習が新鮮なのか、とても楽しそうにしていました。

外へ出ると、その暖かさに驚きました。テスト最終日ということで、午後1時という時間帯もあるかもしれませんが、確実に春が近づいていることを感じました。見回せば、多くの子が半袖にハーフパンツで練習をしていました。きっと、気持ちのよい汗をかいたことでしょう。

情報処理部、試練の時(1月16日)

コンピュータ室のパソコンがタブレットに替わるという話を以前にさせていただきましたが、先日、それが搬入され、いよいよ入替作業が始まります。
これだけ聞くと、喜ばしい限りですが、実はそのかげで、情報処理部がその活動場所を追われているのです。情報処理部はコンピュータ室でその活動をしています。しかし、業者さんがその作業をする間は、その部屋は使用することができません。とはいえ、これまで地道な練習で身につけたタイピングの技術や作品作りなどを滞らせるわけにもいきません。
そこで、情報処理部は今日から生徒会室を間借りし、そこに授業で使うノートパソコンを並べ活動をすることにしました。大所帯の情報処理部ですので、二つのグループに分けて1週間単位でここで活動をします。慣れないノートパソコンで、キーボードタッチもミスが多くなりますが、こうした環境の中でも活動できるという前向きな姿を見ることができました。もちろん、生徒会室の後ろの方では、ロボットチームも活動をしていましたよ。

子どもたちとともに(1月16日)

冬至は過ぎましたが、日の出はこの時期が一番遅いようです。その朝日が校舎や校庭を照らし始めた頃、弥富中学校の部活動が始まります。
「お願いします!」
元気な声を出しながら、用具の準備やストレッチ・ランニングを始めます。そんな時、顧問の先生は…。子どもたちの体調を観察しながら、グランドに目をやります。特に冷え込んだ朝は、土の中の水分が凍ります。そのまま凍っていればよいのですが、それが日が昇るにしたがい解けてくると土がぬかるんできます。そんな土では子どもたちの練習に支障をきたしますし、けがにもつながるので、顧問は自らスコップで土を運んだりトンボでならしたりします。
今朝もそんな光景を見ることができました。
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よいお年を(12月28日)

昨日の雪は積もりはしなかったものの、遠くの山々を真っ白に染めました。そこから吹く北風は、いつもにもよりも冷たくなりました。明日から学校をはじめ官公庁の多くは年末年始休業になります。学校の諸活動も今日が年内最終日となりました。部活動も、いくつかの部は昨日最終日となったところもありますが、最終日の今日も元気な声を出している部もあります。
そんな中、「大そうじ」をする姿も見られました。
部室の中のものを全部出し、そこをほうきではいたり窓を拭いたりします。また、部室とともによく使ったトイレのそうじもしてくれています。
「冷た~い!」
濡れた雑巾を絞る手がかじかみます。でも、自分たちの部活動を支えてくれた場所であり用具です。一年の感謝の気持ちを込めて、どの子もしっかりとそうじをしています。
 
インターネットが普及し、かつてのような古いしきたりも薄れてきた現代ですが、毎日使った物や場所に感謝しながらきれいにし、新しい年を清々しい気持ちで迎えるという「大そうじ」。大切にしたいものです。明日からはその学校もしばらくお休みです。ぜひ、ご家庭でも家族の一員として、大そうじに携わらせていただき、その中で子どもたちの成長を実感していただけたらと思います。
 
最後になりましたが、今年一年、弥富中学校の諸活動にご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございました。子どもたち、ご家族のみなさまがよい年をお迎えになられることを職員一同お祈り申し上げます。

県大会出場!-金管八重奏ー(12月24日)

今日はクリスマスイブ。もうこの時間は、
「早く寝ないと、サンタさん、来ないわよ」
と言われて布団に入ったころでしょうか。
いえ、いえ、中学生は冬休みでも起きて宿題をしているはず(笑)
 
そんな起きてがんばっている弥富中生に、素敵なクリスマスプレゼントが届きました!
昨日・今日と2日間の日程で、犬山市民文化会館で行われた「愛知県アンサンブルコンテスト西尾張地区大会」に出場していた吹奏楽部の金管八重奏のチームが見事、県大会出場を決めました!
吹奏楽の大会の多くはその演奏に対し、審査員が「金賞」「銀賞」「銅賞」という評価をしてくださいます。もちろん、その「金賞」を得ることはとても難しいことですし、県大会への出場はこの金賞を受賞したチームから選ばれますので、まずはここをめざした大会でした。二日間あるうちの、弥富中は昨日(23日)に出場し、
・打楽器五重奏「光の隙間」-5人の打楽器奏者のために-
・フルート四重奏「コロラトゥーラ」
・金管八重奏「ピーコック・ブルー」
の3チームが出場しました。打楽器の5人は、まだ緊張感の張りつめた3番目の演奏順、フルートの子たちは昼休憩の直前の28番目、そして、金管八重奏の子たちはなんと一番最後という、精神的にきつい中での演奏となりました。しかし、それぞれの練習で高めてきた仲間とのハーモニーを大切にし、しっかりと演奏しました。
結果発表。演奏順ごとに発表され、
・打楽器五重奏=「銀賞」
・フルート四重奏=「金賞」
・金管八重奏=「金賞」
とすばらしい賞をいただきました。子どもたちはその瞬間に、小さな声で、「やった!」と声を上げ、仲間と抱き合って喜び合いました。そして、審査員からの講評を手にした顧問の先生が子どもたちのところへ来て、
「みんな、よくがんばったね。金賞2つと銀賞1つ。その銀賞も、あと1点だったそうです」
と、言った瞬間、打楽器の子たちのそれまでこらえてきた涙が一気にあふれ出しました。
 
しかし、大会は二日間日程のため、県大会へ出場できる7チームの発表は、今日を待たないと分かりません。その知らせが届きました。
「金管八重奏が県大会へ出場します。『131分の7』に入れました!」
 
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