表敬訪問は、十四山支所の市長公室で行われました。最初はとても緊張していた髙嶋君でしたが、服部市長よりいろいろな質問をいただき、それに答えたりするうちに少しずつ緊張がほぐれたようです。800m1500mの2種目に出場する高嶋君は、「この距離を走りきるのは本当に精神力が必要でしょうが、楽しみながら精一杯頑張ってきて欲しい」と服部市長の熱い激励を受け、全国大会への意欲がさらに高まったようです。
皆さんも弥富の地から、遠く離れた熊本に届くような熱い応援をよろしくお願いします。
弥富中としての県大会最終日となった今日、鈴木・瀧川ペアが一宮市テニス場のコートの上に立ちました。海部地区大会も西尾張大会もベスト8と、出場枠ぎりぎりでの出場ですが、コートに立てばそれは関係ありません。逆に言えばチャレンジャーの気持ちで思い切ってぶつかってくれました。
【1回戦】(対豊川中部中)
○4-1
○4-1
○4-1
○6-4
サーブが効果的に決まり、ストレート勝ちです。
【2回戦】(対加木屋中)
●0-4
ここまでかと思った2ゲーム目。サーブが効いて、○4-1
前衛の瀧川くんが相手のコースを消し、
後衛の鈴木くんがベースラインいっぱいに決め、○4-2
相手コーチがその対策を指示しても、それを上回るプレーで、○4-0
そのあと1ゲームを返され、●2-4
しかし、落ち着いたプレーで、○4-2
聞くところによると、この学校は知多地区1位だそうです。そこを破ったこの1勝はとても大きかったように思います。
【3回戦】(対常磐中)
ペースがつかめないうちに、●1-4
2ゲーム目は接戦となり、何度もデュースを繰り返し、○8-6
相手に疲れが見え始め、○4-2
4ゲーム目もデュースになりましたが、最後は瀧川くんのボレーで、○6-4
(この間に相手に1ゲームを奪われていますが、興奮して記録なし(笑))
最後は、○4-2で勝利!
いつもはハイタッチで喜びを表現する二人が、この時ばかりはコート上で抱き合いました。それは、この瞬間ベスト8以上が決まり、同時に東海大会への出場が決まったからです!
この後の準々決勝、そして順位決定戦では残念ながら敗れ8位となりましたが、日が西に傾き、二人の影がコートに長く伸びる時間までボールを追いかけられるほど一戦ごとに成長した二人を、家族や海部地区の他の学校の選手たちがたくさん応援してくれました。二人の夏はまだ続きます。
愛知県大会の結果はこちらをご覧ください。→29年度県大会結果一覧
卓球の個人戦に、弥富中からただ一人出場した奥岡さん。でも、決してそれは孤独な戦いではありませんでした。卓球は試合前にウォーミングアップを兼ねて、試合会場の台で練習をすることができます。台やボールによって弾み方が微妙に違うので、この練習はとても大切です。その練習のためにチームメイトが同行してくれているのです。こんなに心強いことはありません。そして、彼女の背中のゼッケンを留めていたのは「だるまさん」のついた安全ピン。ご家族の心づかいか本人のげんかつぎかは聞きませんでしたが、そんな応援を背に初戦を迎えました。
相手は西尾市の寺津中の子でした。初めての対戦です。相手のサーブ。受けたラケットからボールが大きく横へはねました。2球目も。明らかにボールがとても切れていて、それに対応できていないようです。しかし、ここから西尾張大会でも見せた対応力の高さを見せます。ボールの回転を見極め、しっかりと返していき、しだいにポイントも重ねていきました。11対5。終わってみれば、戸惑ったのは相手の方かもしれません。
このあと、
11対9
3対11
8対11
と互いに取り合いフルセットになりました。開始早々2点を先取され、このまま相手の流れで押し切られるのかと思った矢先、連続5ポイントで逆転!このままいきたいところですが、ファイナルセットですので、5点取ったところでコートチェンジで、その勢いが途切れます。7対9となったところで、顧問から「タイム」の声。流れを再びたぐり寄せます。そして10対10のデュースに。手に汗握る熱戦とはこういう試合のことを言うのでしょう。
最後はそこから2点奪われ、10対12で惜敗となりましたが、すばらしいゲームを見せてくれました。観客席に戻ってきた時のその表情が、とてもいい顔をしていたのが印象的でした。
同じ頃行われた、柔道の個人戦には男子1名、女子3名が出場しましたが、こちらも1回戦の壁にはね返されました。
水泳の県大会の結果はお伝えした通りですが、実は、ひとつ確定していないことがありました。それは、200m背泳ぎで6位に入った大澤さんの東海大会への出場権です。
水泳は種目で4位までに入賞した選手に東海大会への出場権が与えられます。ですから、6位だった大澤さんは惜しくも手が届がなかったわけです。しかし、ここからが水泳特有のシステムですが、繰り上がる可能性が残っていました。
水泳は一人2種目出場できますが、東海大会以上は一人1種目しか認められていないので、2種目とも東海大会への出場権を得た選手はどちらか一方を辞退しなければなりません。また、水泳の東海大会は全国大会へつながってはいないために、全国大会への出場を決めている選手の中にはコンディション調整のために東海大会を辞退することも少なくはありません。
これらの理由で、大会のすべての日程が終わるまで、その一報を待っていました。そして、大会本部から辞退者が出たとの連絡を受け、3位に繰り上がることができました。東海大会出場が決まった瞬間でした!おめでとう!
県大会3日目の今日は柔道の団体戦と水泳の2日目に弥富中の子たちが出場しています。
【柔道】
柔道は県下の予選を勝ち抜いた32校のトーナメント方式で争われます。これまでは上位大会に出る学校を決めるための敗者復活戦もありましたが、県大会にそれはなく、負けたら終わりの一発勝負です。
女子の初戦は高師台中。先鋒の小島さんに柔道の友達から「内股が得意だから、気をつけて」という連絡も入ったそうです。そんな予備知識も入れて臨みましたが、その内股にかかってしまいました。3人が同じように攻められ、初戦で涙をのみました。男子の相手はみよし北中です。数分前に敗れた女子も応援に駆けつけてくれました。先鋒、次鋒と続けて勝ちました!しかし、そこから3人が敗れ、男子も初戦敗退となりました。
明日の個人戦に期待したいと思います。
【水泳】
水泳の二日目は、4×100mフリーリレーからです。3組目に登場した弥富中チーム。1年生3人がアンカーの3年東条さんにつなぎます。日本ガイシアリーナの電光掲示板に表示されるラップタイムは、出場を決めた地区大会を上回り、4分30秒66と2秒近く縮めてゴールしました。しかし、残念ながら決勝に進むことはできませんでした。大澤さんが出場した100m自由形も予選で惜敗でした。この経験を来年以降に生かしてくれることと信じています。