昨日、1500mで全国大会の標準記録を突破した陸上部の高嶋くんが、今日は800mに臨みました。中総体は一人1種目しかエントリーできませんが、この通信陸上大会は2種目までエントリーできるので、陸上を志す選手にとってはそういう意味でも大切な大会です。
1500mはタイムレースといって1回走ってそのタイムで順位をつけますが、800mは予選・決勝とあります。決勝は後がないのでどうしても大事に走りますから、記録をねらうのは予選です。高嶋君は6組あるうちの強豪がそろう第1組に出場しました。一周が400mのトラックですからそれを2周します。そのスピードは「これで2周もつの?」と思うほどの速さです。でも、これが全国をねらうスピードなんです。高嶋くんもその集団の中で上位をうかがいますが、トップに立つことができません。結果は5着。微妙な順位です。しかし、今日も電光掲示板には「HK」の文字が!記録は1分59秒45でした。おめでとう!
2枚目の切符!(7月22日)
中総体西尾張大会1日目(7月22日)
真っ青な空に真っ白な入道雲。西尾張大会の幕開けです。
初日の今日は水泳競技が行われました。ご存知のように弥富中には水泳部がありませんので、個人参加という形にはなりますが、日ごろ、スイミング等で練習をしているその成果を発揮できる舞台です。
「毎日、どれぐらい泳いでるの?」
と聞くと、
「4kmぐらいです」
とさらっと言ってのけます。練習の場こそ違えども、弥富中としてがんばってここまできました。
水泳は海部地区大会かこの西尾張大会で県大会標準記録を突破すれば県大会への出場資格を得られます。すでに個人で1種目、リレーで2種目はそれを突破していますが、あとわずかという種目もいくつかあります。今日は、すでに出場を決めているリレーを棄権して個人種目に専念して臨みました。
結果は1種目増え、個人2種目、リレー2種目が県大会への出場を決めました。
西尾張大会結果7月22日
<明日の西尾張大会>
剣道(男女団体戦、個人1名) 大口北小学校 9:45~
サッカー(対岩倉中) 稲沢市陸上競技場 10:00~
ソフトボール(対1回戦勝者) 祖父江の森多目的運動場 14:15~
全国大会出場!(7月21日)
夕方になって、吉報が飛び込んできました。今日、瑞穂スタジアムで行われている通信陸上愛知県大会が全国大会への出場権を得る指定大会だということはお伝えしましたが、その大会で、2年生の高嶋荘太くんが見事1500mで4分07秒14というタイムをたたき出し、全国大会への切符を手にしました!!
実は高嶋くん、記録は着実に伸びているものの、全国大会の標準記録に3秒弱足りませんでした。長距離の3秒とはいうものの、その壁は厚く、何度もはね返されてきました。今日も午後から風が出てきて、グランドコンディションはあまり良くない状態でした。
レースはいつものように序盤から高嶋くんが飛び出す展開ですが、いつもと違うのは今日は県下の有力な選手が集まった大会だということです。実は今年の愛知県の長距離会はとてもレベルが高く、高嶋くんをもってしても勝てない強豪揃いなんです。そんなレースを引っ張った高嶋くんですが、予想通り、その強豪たちに抜かれていきます。しかし、抜かれたことで目標ができ、その子たちから離されまいという気持ちがわいたのでしょうか、必死に食らいつきゴール!着順は7位…。さすがにだめかと思いましたが、電光掲示板に「HK」の文字が!「標準記録」の意味です。突破です!
なお、初日の今日、
2年女子100mで大城さんが8位(13秒13)
1年男子1500mで古橋くんが準優勝(4分35秒10)
という好成績を収めました。
通信陸上愛知県大会(7月21日)
梅雨が明け、待ってましたとばかりに蝉しぐれが降り注ぐパロマ瑞穂スタジアムで、「第63回全日本中学生通信陸上競技愛知県大会」が行われました。他のほとんどの種目は、中小体連が主催する地区大会から順々に勝ち進んだり参加標準記録を突破することで、全国大会への道が開かれますが、陸上はこの大会も全国大会の予選会と位置付けられています。
去る6月3、4日に行われたこの大会の西尾張大会で上位に入った選手が出場しました。ここは国際大会も行われる立派な競技場で、中総体の県大会の会場でもあります。目標でありあこがれであるこのトラックを弥富中の子が駆け抜けました。
記録は大会本部から発表される速報をご覧ください。
美術部の夏(7月19日)
職員室後方で大きなダンボールを広げていたのは、美術部の顧問でした。見ていると、何枚かの絵を梱包しています。
「展覧会へ出すの?」
「はい、『学展』へ出品するんです」
そういえば、先日の部活動壮行会でステージに上がった美術部の子たちが、「『学展』に向けて、今、作品をつくっています」と言っていました。
そんな様子を目にした他の職員も次々に集まってきて、
「え、これ、なに、すっごくうまいじゃん!」
「私、この絵、好きだなぁ」
「きっと、近くより、こうやって遠くから見るとステキなんだよ、この絵」
と、さながら即席のギャラリーと化しました。運動部と違って、日頃、なかなかその活動を目にする機会が少ないので、子どもたちの作品のすばらしさに引き込まれていました。中には、キャンバスの裏に書いてある名前を見て、
「えっ!これ、○○が描いたの!?」
と驚きの声も。授業で見る姿と違う新鮮な発見もありました。
「学展」は、1950年、創始者の西田信一氏らによって、日本ではじめての学生油絵コンクールとして始まり、以後、毎年欠かさず開催され続け、今年で67回目を迎える伝統ある展覧会です。今年は8月1日(火)~4日(金)に東京都足立区の「シアター1010」で開催されます。
美術部の夏は、東京をアツくします!