星に願いを(7月7日)

天が子どもたちに試練を与えたのでしょうか。朝の涼しさはほんの短い時間で、気温はどんどん上がってきて、午後の部活動が始まる頃にはかなりの暑さになっていました。少し風があったのがせめてもの救いでしょうか。そんな中、子どもたちの声はいつもに増してグランドに体育館に、それぞれの活動場所に響いていたように思います。これくらいの試練はまるで試練とは思ってないかのように。
いよいよ、海部地区中学校総合体育大会が明日から始まります。天気の心配もなさそうです。「人事を尽くして天命を待つ」という言葉がありますが、やるだけのことをやってきた子たちです。それを明日からの試合で出し切れば、おのずと結果はついてくると思います。そう信じて応援したいと思います。
くしくも今日は七夕。笹飾りに願いごとを書くとしたら、「絶対に勝たせてください!」でしょうか。
 
<明日の試合予定(初戦のみ)>
○ソフトボール(9:45、対天王中)佐織総合運動場
○ハンド男子(10:30、対蟹江中)大治町スポーツセンター
○ハンド女子(9:15、対蟹江中)大治町スポーツセンター
○サッカー(9:05、対弥富北中)七宝北中
○テニス男子(9:00、対佐屋中)津島市営庭球場 ※団体戦
○テニス女子(9:00、対弥富北中)津島市営庭球場 ※団体戦
○水泳(9:35)津島市総合プール
 
★生徒の応援は生徒指導上禁止しています。
★保護者やご家族等の応援は大歓迎です!

挑戦!(7月6日)

昨日はまだ台風の余韻が残っていて、時おり雨が降ったり運動場も水たまりが残ったりしていましたが、今日はまさに台風一過の青空が広がりました。
それを待ち望んでいたかのように、子どもたちは朝練習に汗を流していました。中小学校体育連盟の総合体育大会がいよいよ土曜日に迫ってきました。
いつものように東側で活動をしている部から順番に見て回りました。
「おはようございます!」
元気のようあいさつが返ってきます。顔つきを見ると、どの子もきりっとしていました。
ハンドボールコートでは男子がコート全面をつかって練習をしていました。ゴール前でジャンプし、そのままシュート!思わずシャッターを押しました。我ながらいいタイミングでした。その写真には躍動感あふれるシュートとともに、校舎に掲げられた今年の生徒会テーマ「咲かせよう 夢への蕾 無限の挑戦」の文字が。弥富中の子たちがどんな花を咲かせてくれるのか、とても楽しみです!

海部地区総合体育大会壮行会(7月3日)

いよいよ、子どもたちが目標としていた「夏大(なつたい)」海部地区中学校総合体育大会が今週の土曜日から始まります。
その壮行会を午後に行いました。部ごとにステージ上に進み、キャプテンが力強く抱負を述べました。地区大会優勝、西尾張出場、県大会出場など、それぞれ掲げている目標は違いますが、どの子もどの部もそのためにたくさんの練習をしてきました。そして、それは一人ではなく仲間と一緒でした。コメントの中に仲間のことを織り交ぜている部も多くありました。
そんな運動部の後に文化部も続きます。文化部も発表会やコンクールなど目標があり、それに向けて取り組んでいる点では同じですから、弥富中の壮行会では文化部にもエールを送ります。
 
生徒会長からの激励の言葉のあと、私は「手ぶらで帰ってくるな!」と言いました。一瞬、戸惑った顔を見せた子どもたち。相撲部の準優勝盾、西尾張陸上の優勝旗を紹介した後だから、余計にそう思ったかもしれません。もちろん、そう思わせることがねらいでした。確かに優勝旗や盾、賞状を手にすれば、それはとても誇らしいことですばらしいことです。しかし、3年間部活動をしてきて、手に入れるものはそれだけではないと思います。友達の大切さ、家族の支えなど、得るものは数え切れません。だから、ぜひこの夏の大会で、「3年間部活をやって、これだけのことを得た」と胸を張って言えるような、そんな大会にしてほしいと思い、あえて「手ぶらで帰るな!」と言いました。子どもたちは何を手にし、どれだけ成長してくれるでしょうか。大会が待ち遠しくて仕方ありません。

陸上部の底力!(7月1日)

西尾張陸上大会の様子をお伝えするのが途中になってしまいましたが、夕方になり吉報が舞い込んできました!
女子総合優勝です!!
最後の最後までどこか優勝するか分からない展開だったそうですが、見事、後続を振り切っての優勝だったそうです。
〈男子〉
1年1500m 2位 古橋希翁(4分37秒51)
800m 1位 高嶋壮太(2分03秒46)
〈女子〉
1年800m 2位 山本花帆奈(2分31秒70)
800m 8位 土屋美乃(2分26秒41)
2年100m 1位 大城莉夢(13秒00)
2年100m 2位 井上夏綺(13秒22)
200m 7位 伊藤紫花(27秒95)
200m 8位 平賀綾乃(29秒39)
100H 5位 川北莉子(16秒86)
走幅跳 2位 二井彩花(4m92)

すばらしい成績です。もちろん、日頃の練習のたまものだと思いますが、もしかしたら、「リレーの子たちの分まで!」という気持ちもあったかもしれません。ともに汗を流した仲間とともにつかんだ栄光だと思います。
おめでとう、弥富中陸上部!

西尾張陸上大会(7月1日)


弥富のあたりは雨の心配があまりない日でしたが、西尾張陸上大会が行われた一宮陸上競技場は、時折雨が落ちるコンディションでした。西尾張地区各所で行われた支部大会の上位者で行われるこの大会は県大会の予選も兼ねており、子どもたちの目標は当然そこです。
男子1年1500mで2位入賞を果たし、幸先のよいスタートを切りました。続くは、女子4×100mリレーです。短距離に強い選手の多い弥富中としては、十分に期待できる種目です。スタートよし!パトンパスよし!きれいに4人がつながり、2位に大差をつけてトップでゴールしました。ほどなくして、場内アナウンスが流れます。
「先ほど行われました、女子4×100mリレー第1組の結果をお知らせします」
息をのみ、耳をすませます。
「1着、弥富中学校。記録、50秒92。これは本大会新記録です」
場内からどよめきと拍手が起きました。すばらしい記録、すばらしい結果です。まだ2組ありますが、優勝を確信しました。
しかし…。しばらくすると、
「先ほどの女子4×100m1組の結果を訂正します」
のアナウンス。耳に届いた上位校に、「弥富」の名前はありませんでした。失格だそうです。

喜びの絶頂から突き落とされたこの結果に、子どもたちは泣いています。保護者の方も言葉が出ません。こちらもかける言葉も見つかりません。しかし、結果は結果。受け入れなくてはなりません。大会の記録としては、順位もタイムも残りませんが、見事なチームワークで一宮のトラックを駆け抜けた「記憶」は残っています。そんな仲間と出会え、一緒に走ったことを誇りに感じてほしいと思います。

この日は午後から弥富市の行事があったため、午前中で会場を後にしました。その他の結果は後日お知らせします。