昭和50年代の部活動の練習といえば「うさぎとび」が定番でした。そして、練習中に水を飲もうものなら、
「こらー!」
と叱られたものでした。私の同級生野球部だった子は、「肩を冷やすから」という理由で体育の水泳の授業はすべて見学でした。
それが当たり前だった時代の人から見ると、今の部活動はどう映っているでしょうか。
陸上部が黄色や紫色の大きなゴムボールに乗って“遊んでいる”ようでした。実際に楽しそうな声も聞こえます。でも、これはちゃんとした練習で体幹を鍛えることをねらいとした「バランスボール」です。スポーツ選手やトレーニングジムなどで多く取り入れられ、その効果も高いことから学校の部活動に取り入れるところも増えてきているようです。
練習法も時代とともに(5月10日)
仮入部スタート(4月28日)
真っ青な空のもと、
「お願いします!」
と元気な声で朝の部活動が始まりました。その声がいつもより大きく聞こえたのは、今日から1年生の仮入部が始まり、その声が加わったことと、先輩たちの声がいつもに増してしっかり出ていたからでしょうか。
弥富中学校は部活動を大切な教育の場ととらえ、教科指導等と同様に力を入れています。
仮入部段階での部員数は、希望通りのところ、やや少なかったところ、多すぎるところ、等さまざまですが、それも含めその部で3年間取り組めるかを判断してほしいと思います。
どうしよう…(4月24日)
朝礼が終わった後、1年生は体育館に残りました。そして、1枚のプリントが配られ、部活動担当の先生が前に立ちました。
先週行った第2回部活動希望調査の集計結果が出て、調整が必要となったからです。もちろん、これは特別なことではなく、毎年行っています。保護者の方々が中学生の頃は、もしかしたら部ごとの定員が決まっていて、それを超えた場合はじゃんけんなどで決めていた時代だったかもしれませんが、今はそんなことはせず、基本的に本人の希望を優先します。しかし、優先するといっても、部員が多すぎて一度もユニフォームを着ることができなかったり、反対に少なすぎてチームが組めないことを理解した上での希望か、ということも考えなくてはなりません。
そこで、具体的に部ごとの希望人数を記したプリントを配り、多いところや少ないところに印をつけて、一つ一つ説明をしていきました。もちろん、この場で決めるということはせず、「よく考えて。考えても分からないときや迷うときは、先生に相談して」というアドバイスも送りました。
ぜひ、ご家庭でも相談に乗っていただけたらと思います。仮入部は金曜日から始まります。
雨の日でも(4月18日)
今日も水面に映る“絶景”…。いえいえ、今日はそういう意図ではありません。昨日からの「春の嵐」はかなり多くの雨を降らせ、そのために、今朝のグランドはまるで大きな池のようになっていました。もちろん、それはよくあることですが、実は今日は1年生が初めて朝練習を体験する日なのです。1年生はもちろん、顧問も先輩たちも広いグランドでそれを体験させ、部の楽しさを知ってもらいたかったと思うのですが、ここまで水がたまってしまったら仕方ありません。
しかし、ここからが弥富中学校のよいところです。多くの学校はグランドが使えないときは、廊下や階段などを使って練習をしますが、弥富中は、校舎前に「プラザ」というレンガ敷きのスペースがあり、そこで多くの部が練習できます。今朝も、ソフトボール部、陸上部、サッカー部、ハンドボール部、テニス部がそこで体を動かすことができました。雨でもこんなふうに練習できるということを体験できた、とプラスに考えたいと思います。
ドキドキのち(^_^)(4月14日)
連日お伝えしている部活動ですが、今日から次の段階へ入りました。昨日、1年生の第1回目の希望調査を行い、今日はその第1希望の部へ体験入部です。
きっと朝から色々な人がドキドキしていたのではないでしょうか?
1年生の子はもちろん、「どんな練習をするのかな」「先輩は怖くないかなぁ」とドキドキ。
先輩たちは「何人来てくれるだろ…」「俺よりうまいやつだったらヤバイな」とドキドキ。
そして、顔には出さないまでも、先生たちも、「チームが組めるだろうか」とドキドキしていました。
あ、そうです、保護者の方々もドキドキした気持ちで送り出してくださいました。
その体験入部を見て回ると、1年生の子たちは多少の緊張感はあったものの、一番の収穫は2、3年生の子たちの笑顔と優しさでした。明日が練習試合だというのに、自分の練習よりも、1年生の練習につきっきりです。マンツーマンで基本動作を教えている部もありました。緊張していた1年生の表情が和らいでいくのが分かります。
「ありがとうございました!」
練習を終えて一礼をした1年生。あげた顔は笑顔でした。
ぜひ、ご家庭でも「どうだった?」と話題にしてください。