朝の登校指導。
「おはようございます!」
と子どもたちとあいさつを交わします。これだけで十分にさわやかな気持ちになれますが、今朝はさらによいことが。それも二つも!うれしくてさっそく紹介します。
その登校指導を終え、部活の朝練習を見て回ります。
「おはようございます!」
いち早く、遠くにいる私の姿を見つけて、大きな声であいさつをしてくれるのがソフトボール部です。あいさつだけではなく、練習中の声もとてもよく出ています。そんなソフトボール部はまだグローブをつけず、準備運動をしていました。そして、その時にバックネット近くに置いてあったかごがこれです。お分かりになりますか。ソフトボールが見事に整頓され、かごに収まっています。一流のスポーツ選手が道具を大切にする話はよく聞きますが、弥富中のソフトボール部も十分に一流です。
もうひとつ。これも今朝の話です。8時10分を回ると、朝練習が終わった1・2年生と部活を引退した3年生の登校とで、下駄箱前がごったがえします。そんな中、一人の男の子が下駄箱から自転車小屋へ引き返しました。すると、途中で出会った別の男の子が、
「鍵か?」
「うん」
「ほい」
と、持っていた自転車の鍵をほうりました。それを片手でキャッチした男の子は、
「ありがとう!」
と、再び下駄箱の方へ走り出しました。ぶっきらぼうな短い言葉のやり取りでしたが、投げた鍵が描いた放物線は、雨上がりの虹よりも美しく見えました。
さわやか2題(10月5日)
夕日に向かって走る(10月4日)
10月に入り、最終下校時刻が5時になりました。「秋の日はつるべ落とし」という言葉どおり、あっという間に日が暮れるようになってきました。
西日が多度山に近づこうとしている頃、駅伝部の子たちが校門のところに集まってきました。これから学校の外周を走ります。相撲部もそうですが、年間通して活動をしている部と違い、こうやってその期間だけ活動をする特設の部活動は、文字どおり二足のわらじをはく大変なものです。しかし、中には久しぶりに思いっきり体を動かせることを喜んでいる3年生もいます。
指導をする先生たちも、体育科の先生を中心に、これまた特設のスタッフです。トラックと違って外周を走るので、遠くを走る集団に、
「もっとペースを上げろー」
とげきを飛ばす声も大きくなります。その集団の中には子どもたちと一緒に走る先生の姿も。
10月15日(土)西尾張駅伝競走大会
11月 5日(土)海部地区駅伝競走大会
これに向けて練習が続きます。その時間にお近くを通られたら、ぜひお声をかけてください。
西日が多度山に近づこうとしている頃、駅伝部の子たちが校門のところに集まってきました。これから学校の外周を走ります。相撲部もそうですが、年間通して活動をしている部と違い、こうやってその期間だけ活動をする特設の部活動は、文字どおり二足のわらじをはく大変なものです。しかし、中には久しぶりに思いっきり体を動かせることを喜んでいる3年生もいます。
指導をする先生たちも、体育科の先生を中心に、これまた特設のスタッフです。トラックと違って外周を走るので、遠くを走る集団に、
「もっとペースを上げろー」
とげきを飛ばす声も大きくなります。その集団の中には子どもたちと一緒に走る先生の姿も。
10月15日(土)西尾張駅伝競走大会
11月 5日(土)海部地区駅伝競走大会
これに向けて練習が続きます。その時間にお近くを通られたら、ぜひお声をかけてください。


全日本中学陸上競技選手権大会2日目(8月23日)
陸上の全国大会二日目。松本は爽やかな涼しい朝を迎えました。3年生の大城さんが臨むのは100m。プログラムを見ると、なんと11組もあります。したがって、準決勝へ進めるのは各組の上位2人と、タイム順で上位2人という狭き門に挑みます。
大城さんは9組に登場しました。いつものユニフォームなのですが、右ひざをぐるっと囲むようにピンク色のテーピングが…。東海大会の時に「痛みがあります」と言っていた言葉がよぎりました。「がんばれ!」という言葉と「無理するなよ」という言葉が交互に頭の中を巡ります。
スタート!いいスタートです。一番端の第9レーンながら上位に食い下がります。結果はこの組の5着。この瞬間に準決勝進出の夢は消えました。しかし、タイムを見て驚きました。12秒43!これまでの自己ベストは通信陸上で出した12秒50でしたから、大ベストです。レース後に声をかけると、準決勝に進めなかった悔しさはあるものの、自己ベストを大きく更新した満足感に満ちた表情をしていました。
会場で声援を送ってくださったご家族。そして、学校で応援してくれている陸上部、そして全校のみなさん、ここまでの応援、ありがとうございました。
追伸
スポーツ競技に「たら・れば」は禁句と言われていますが、この12秒43という記録は、11組中5組の2位の記録を上回っています。「違う組だったら…」と出かかった言葉を、大城さんの笑顔が封印してくれました。この記録は大きな自信と、大きなバネになると確信しました。
大城さんは9組に登場しました。いつものユニフォームなのですが、右ひざをぐるっと囲むようにピンク色のテーピングが…。東海大会の時に「痛みがあります」と言っていた言葉がよぎりました。「がんばれ!」という言葉と「無理するなよ」という言葉が交互に頭の中を巡ります。
スタート!いいスタートです。一番端の第9レーンながら上位に食い下がります。結果はこの組の5着。この瞬間に準決勝進出の夢は消えました。しかし、タイムを見て驚きました。12秒43!これまでの自己ベストは通信陸上で出した12秒50でしたから、大ベストです。レース後に声をかけると、準決勝に進めなかった悔しさはあるものの、自己ベストを大きく更新した満足感に満ちた表情をしていました。
会場で声援を送ってくださったご家族。そして、学校で応援してくれている陸上部、そして全校のみなさん、ここまでの応援、ありがとうございました。
追伸
スポーツ競技に「たら・れば」は禁句と言われていますが、この12秒43という記録は、11組中5組の2位の記録を上回っています。「違う組だったら…」と出かかった言葉を、大城さんの笑顔が封印してくれました。この記録は大きな自信と、大きなバネになると確信しました。



全日本中学陸上競技選手権大会1日目(8月22日)
リオ五輪の興奮がそのまま、ここ長野・松本に移ってきたきたかのような、松本平広域公園陸上競技場のトラックに、3年生大城珠莉さんが立っています。今日の200mと明日の100mの2種目に出場します。
200mの第1組。第2レーンで両腕を高く上げて2、3回ジャンプをするいつものルーティーンの大城さんです。いいスタートです!コーナーをスピードに乗って走り抜け、最後のストレートです。しっかり足が動いています。しっかり腕が振れています。3着。記録は26秒12。
この200mは予選が9組あり、各組の2着までと、3着以降はタイムの上位6位までが準決勝に進むことができます。残りの結果を待つしかありません。しかし、ここはさすがに全国大会。3着以降でも25秒台の子が何人もいます。25秒83がそのラインとなり、惜しくも準決勝へは進めませんでしたが、明日の100mにつながるいいレースでした。
200mの第1組。第2レーンで両腕を高く上げて2、3回ジャンプをするいつものルーティーンの大城さんです。いいスタートです!コーナーをスピードに乗って走り抜け、最後のストレートです。しっかり足が動いています。しっかり腕が振れています。3着。記録は26秒12。
この200mは予選が9組あり、各組の2着までと、3着以降はタイムの上位6位までが準決勝に進むことができます。残りの結果を待つしかありません。しかし、ここはさすがに全国大会。3着以降でも25秒台の子が何人もいます。25秒83がそのラインとなり、惜しくも準決勝へは進めませんでしたが、明日の100mにつながるいいレースでした。


水入り(8月18日)
1週間ほどの休みが明けました。ここまで、大きなトラブルや事故の報告がないことに胸をなでおろしています。今日から夏休み後半の様々な活動が再開され、朝から部活動の元気な声が校舎の内外から響いています。
「さぁ、やるぞ!」
と、子どもたちも顧問も張り切っていた矢先、頭上に黒い雲が広がったかと思ったらざーっと雨が降り出しました。雨が少量のうちはそのまま練習を続けていましたが、雨脚が強くなりグランドやコートがぬかるんでくると、さすがにそれ以上はできません。仕方なく練習を中断し、しばしの雨やどりです。久しぶりの体を動かす子が多い今日、いきなり飛ばし過ぎないようにと、空からの贈り物かもしれませんね。