県大会二日目(7月28日)

 

陸上の県大会2日目。昨日の予選・準決勝を通過した3種目に出場しました。
 
3年女子100mで大城さんが4位、1年男子1500mで高嶋君が4位とすばらしい成績で東海大会出場を決め、「よし、リレーも!」といやおうなしに期待は高まります。
しかし、午前中の準決勝ではバトンパスにスムーズさを欠き、ぎりぎりの全体8位で決勝に進んだ4人。当然、決勝のレースを迎えるまでにしっかり話し合い修正をしたことでしょう。そしてレースが始まる時刻が刻一刻と近づいた時、それは起きました。第1コーナーから第2コーナーあたりのスタンドに、白い体操服、紺色のハーフパンツの集団が移動し始めました。望遠カメラでその正体を確かめると、弥富中の子たちです!これまでは、思い思いの場所で声援を送ってきた子たちが、大きな集団としてまとまってスタンドの目立つところに陣取ってくれました。第1走者の平賀さん、第2走者の黒岩さんの間近です。こんな心強いことはありません。当然、第3走者の伊藤さん、アンカーの大城さんの目にもその姿、その声は届いています。また、正面スタンドでは祈るような思いで見つめるお母さん方も。
 
50秒29。そして、4位。
4人の心が、いや、部員みんなと家族の思いが一つになった自己ベストでの東海大会への切符です。おめでとう!

 
今日、行われた結果はこちらをご覧ください。→28日の結果

西尾張大会最終日(7月28日)

熱戦を繰り広げてきた西尾張大会も、今日の相撲大会で最終日を迎えました。
相撲は特設の部ですので、自分が所属している部と兼ねているので子どもたちも大変です。種目の性格上、どこの学校も柔道部の子が多いようです。弥富中も例外ではなく、柔道部の子が多く参加してくれています。しかし、ご存知のように、柔道部男子は先日の西尾張大会で奮闘し団体で県大会出場を決めています。それが明日から始まる関係で、今日はこれまでと大きくメンバーを入れ替えて臨みました。
 
【団体戦】(上塩・フセイン・森)
  予選リーグ敗退
【個人戦】(井坂・品川・飯田)
  予選リーグ敗退
 
結果は伴いませんでしたが、これまで出場機会のなかった子が出られ、来年につながる大会になったと思います。
 
 
西尾張大会の結果はこちらをご覧ください。→西尾張大会のまとめ

もうひとつの西尾張大会(7月27日)

連日、西尾張大会での各部の活躍をお届けしていますが、この大会に照準を合わせて練習をしてきたのは運動部だけではありません。「愛知県吹奏楽コンクール西尾張地区大会」が稲沢市の名古屋文理大学文化フォーラムで行われました。
 
演奏する曲は2曲で、弥富中は次の曲を演奏しました。
【課題曲】
「マーチ・スカイブルー・ドリーム」 矢藤学 作曲
【自由曲】
「もののふ」~幕末をかけた熱き誠の魂~ 八木澤教司 作曲
前の学校との楽器の入れ替えでざわわざとした時間も落ち着き、
学校名が紹介されると、子どもたちの気持ちにもスイッチが入りました。
指揮者である顧問のタクトがさっと上がると、さらに一段高まりました。課題曲は4曲の中から1曲を選ぶのですが、たまたま前の学校と同じで聴き比べることができました。身びいきかもしれませんが、人数は弥富中の方が少ないのに、迫ってくる音はまったく遜色なく、むしろ響いてきました。
自由曲の「もののふ」は、“武士”の時代の最後に、その精神を貫き通した土方歳三の生きざまを、和太鼓や竹といった日本独特の楽器で表現した作品で、子どもたちの演奏する「動」から「静」、「静」から「動」への切り替えが聴く人の心を揺さぶりました。
演奏を終えた弥富中吹奏楽部の子たちを、大きな拍手が包んだのは言うまでもありません。ステージから引き上げてきた子に、
「おつかれさま。よかったよ」
と声をかけると、
「はい、ありがとうございます!」「やりきりました!」
というさわやかな笑顔が返ってきました。
吹奏楽の演奏は著作権の関係で、演奏中の撮影や録音は禁じられています。そこで、終わったあとに外で記念写真を撮りましたが、そこでの表情も晴れ晴れとしたものでした。
 
結果は惜しくも「銀賞」で、目標としていた「金賞」、県大会出場はなりませんでしたが、自分たちも周りも笑顔になれた演奏でした。
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県大会一日目(7月27日)

昨日の雨がぴたっとあがり、ほぼ無風の中、愛知県の最高の舞台であるパロマ瑞穂スタジアムで陸上の県大会が行われ、弥富中からは、男子2人・女子8人が出場しました。この大会にはいくつかの思い、ねらいがあります。
・県大会で好成績をおさめる。
・6位以内に入賞し東海大会への出場権を得る
・全国大会標準記録を突破する
それぞれがそれぞれの思いをもって臨みました。

結果は、
【男子】
3年100m  坂東泰基  予選  11秒69
                       準決勝  11秒76  惜敗
1年1500m  高嶋荘太  予選  4分34秒84  決勝進出
【女子】
3年100m  大城珠莉  予選  12秒62 
                       準決勝  12秒63  決勝進出
1年100m  大城莉夢  予選  13秒82 
                       準決勝  13秒77  惜敗
200m  黒岩早耶  28秒20  惜敗
100mH  頓宮フィトシ愛美里  16秒73  惜敗
走幅跳  伊藤真菜  4m36  惜敗
4×100mリレー  平賀・黒岩・伊藤萌・大城珠・阿部、大城莉
                       50秒54  準決勝進出

陸上の県大会は明日も行われ、
1年男子1500m決勝
3年女子100m決勝
女子4×100mリレー 準決勝・決勝
が行われます。最高の走りを期待します!

西尾張大会四日目(7月26日)

熱戦を繰り広げてきた西尾張大会も、今日でひと区切りとなります。あとは、28日の相撲を残すのみとなりました。その区切りの大会は柔道の個人戦です。弥富中からは、男子2人、女子1人が出場しています。

この西尾張地区の柔道では、私学の大成中が圧倒的な強さを誇っています。昨日の団体戦で男子が対戦し、その強さを身をもって感じたところです。でも、その時、応援にみえていた保護者の方が、
「大成という名前に負けちゃダメだ。同じ中学生だろ」
とハッパをかけてくださいました。
その言葉に励まされ、臨んだ個人戦。
佐野君は2回戦で、伊藤君は1回戦で、北村さんも2回戦で大成中と当たりました。「同じ中学生なんだ!」と気持ちを強くして当たり健闘しましたが敗れてしまいました。
しかし、その敗戦は決して無駄ではなかったことを、北村さんが証明してくれました。順位決定戦に回った北村さんは、1回戦で佐屋中の選手に勝ち、2回戦は海部地区の決勝で敗れた七宝中の選手です。「二度と同じ負けはしない」という気持ちに、大成中の選手と当たった感触が加わり、開始10秒足らずで一本勝ちです!これ6位以上が確定し、見事、県大会への出場を決めました!
最後の5・6位決定戦では残念ながら敗れ、最終成績は6位でした。