西尾張大会四日目(7月26日)

熱戦を繰り広げてきた西尾張大会も、今日でひと区切りとなります。あとは、28日の相撲を残すのみとなりました。その区切りの大会は柔道の個人戦です。弥富中からは、男子2人、女子1人が出場しています。

この西尾張地区の柔道では、私学の大成中が圧倒的な強さを誇っています。昨日の団体戦で男子が対戦し、その強さを身をもって感じたところです。でも、その時、応援にみえていた保護者の方が、
「大成という名前に負けちゃダメだ。同じ中学生だろ」
とハッパをかけてくださいました。
その言葉に励まされ、臨んだ個人戦。
佐野君は2回戦で、伊藤君は1回戦で、北村さんも2回戦で大成中と当たりました。「同じ中学生なんだ!」と気持ちを強くして当たり健闘しましたが敗れてしまいました。
しかし、その敗戦は決して無駄ではなかったことを、北村さんが証明してくれました。順位決定戦に回った北村さんは、1回戦で佐屋中の選手に勝ち、2回戦は海部地区の決勝で敗れた七宝中の選手です。「二度と同じ負けはしない」という気持ちに、大成中の選手と当たった感触が加わり、開始10秒足らずで一本勝ちです!これ6位以上が確定し、見事、県大会への出場を決めました!
最後の5・6位決定戦では残念ながら敗れ、最終成績は6位でした。

西尾張大会三日目2(7月25日)

柔道の西尾張大会は今日が初日です。今日は団体戦が、明日は個人戦が、一宮市総合体育館で行われました。横を流れる木曽川の静かな流れとは対照的に、会場の中は組んで投げて押さえてという激しいぶつかり合いが繰り広げられました。

男子は1回戦で扶桑北中に勝ったものの、2回戦では優勝候補の大成中と当たり、そこで敗れてしまいました。女子も1回戦で強豪岩倉中と当たりそこで敗れてしまいました。柔道の場合は、敗れたチームは「順位決定戦」へ回りそこで5位以降を決めます。男子は6位まで、女子は8位までが県大会へ出場できるので、目標をそこに切り替えてがんばりました!
女子は天王中に勝ちましたが、2回戦で扶桑北中に敗れ、その夢は叶いませんでした。
一方の男子は、佐屋中に勝ち、次の相手は岩倉中です。女子が敗れた相手でもあり、しかも、これに勝てば5位以上が確定し、県大会出場も決まります。いやおうなしに力が入ります。
先鋒戦(今村君)、互いに譲らず引き分け。
次鋒戦(大坪君)、見事な一本勝ち!
中堅戦(佐野君)、流れに乗り、これまた鮮やかな一本勝ち!
副将戦(柳沢君)、ここで引き分ければ勝ちが決まります。
しかし、相手も負けられません。逆に一本を取られました。
大将戦「伊藤君)、一本負けで同点。それ以外なら勝ちです。
時間のたつのがこんなに遅く感じたのは初めてです。
しかし、まさかの一本負け…。
5人を終えたところで同点なので、代表戦となりました。臨むのは佐野君です。
「始め!」
の合図とともに、果敢に攻めていきます。前へ前へ出て追い込みます。そして見事な一本勝ち!祈るように見守ったみんなの顔が笑顔に変わったのは言うまでもありません。
男子は最終的に6位となり、県大会への出場を決めました!
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西尾張大会三日目1(7月25日)

今年のソフトテニス部は、男女各1組が西尾張大会へ出場しました。今日、大口町の二つのコートで個人戦が行われました。ソフトテニスの個人戦は3チームを一つのブロックにして、まずそこで総当たりのリーグ戦を行います。そして、その中の1位のチームが決勝トーナメントに進むことができます。3チームですから、2勝したら文句なしに1位ですが、一つの負けると相手の結果次第ということになります。

男子の鈴木・田口ペアは、地区の大会を堂々3位で勝ち上がったペアです。入ったブロックは一宮北部中と大里中です。3チームともよく似た実力のように見ました。
一宮北部中との試合は、ファイナルゲームまでもつれ、2対3です落としました。次の大里中戦にかけます!
女子の菅谷・加藤ペアは、滝中と大和中と同じブロックです。この中では、私学の滝中が少し抜き出ています。最初に対戦したのがその滝中です。かたさもあり、ストレートで敗れました。しかし気持ちを切り替えて臨んだ大和中戦では、持ち前のコンビネーションのよさと、何よりもお互いが声をかけあって3対1で勝利しました!

男子は、1敗したものの、予選リーグを1位で通過し、決勝トーナメントへ進出しましたが、惜しくも敗れてしまいました。
しかし、決勝トーナメントへ出場した時点で県大会出場権を獲得しました!!
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西尾張大会二日目2(7月24日)

剣道は午前中に団体戦が、午後には個人戦が行われました。
団体戦はまず4校による予選リーグが行われ、そこの中から上位2校が決勝トーナメントへの出場権を得ます。男女ともに2勝1分で予選を2位で通過しました。
男子の1回戦は古知野中とでした。先鋒戦で敗れたものの、次鋒戦で取り返し、中堅戦では引き分けという一進一退の攻防でしたが、副将戦で敗れた分を大将戦で取り返すことはできませんでした。しかし、まさに総力戦でよい試合をしてくれました。
女子は1回戦こそ危なげなかったものの、準決勝の岩倉中戦は副将戦が終わった段階で1対1、本数では1対2で負けていました。勝つしかない大将戦。プレッシャーのかかる中、見事に2本決めて決勝へ駒を進めました。決勝戦は木曽川中戦です。この戦いも、4人終わったところで2対2の展開でしたが、みんなの気持ちをつないでつないで、つないで2本!優勝旗を手にしました!
 
団体戦で全力を出し切ったあとの個人戦は以下の通りでした。
加藤拓海  1回戦惜敗
長島千亜子 ベスト8(県大会出場)
飯田華乃 ベスト8(県大会出場)
 
今日の結果は以下の通りです。応援、ありがとうございました。
明日はテニス(個人戦)と柔道(団体戦)です。
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西尾張大会二日目1(7月24日)

今日から本格的に始まった西尾張大会。バスケット男子、バレー男子、剣道男女がその初戦に臨みました。

バスケット会場は一宮市総合体育館。コートが3面取れる立派な会場です。しかし、子どもたちはそれに臆することなく、大口中戦に。開始早々シュートが見事に決まりリードします。しかし、相手も地区大会を勝ち抜いた学校です。じわじわと追いついてきて、第1クオーター、第2クオーターともに終了時点で同点という一進一退の試合です。
しかし、第3クオーターあたりが、身長のある相手チームにリバウンドを支配される場面が多くなり、いいところで3点シュートが決まるものの、リードを許した状態で最終第4クオーターへ。ここでも競っていましたが、チームファールによるフリースローが相手に与えられ、結果的に46対56で涙を飲みました。
この間、選手やベンチは互いに声を出し合い、地区の大会よりチームにまとまりを感じました。そして、それをスタンドから応援するベンチに入れなかった子たちや保護者の方々の応援が後押ししました。

一方、バレー男子は地区大会と同じ甚目寺総合体育館が会場でした。地区大会は、けがで出場できなかったキャプテンの宇佐美君が、テーピングをしてスタメンに復帰。本来の中村君とのツーセッターのフォーメーションに戻しました。
1セット目も2セット目も、立ち上がりはシーソーゲームで、リードをする場面もあったのですが、中盤から少ない練習期間のせいか、レシーブのシフトが定まらず、相手の4番のエースが打ち込むストレートコースが、なかなか拾えません。また、その4番がバックに下がっても、バックからスパイクを打ってきます。サーブやワンボールも4番に集まってしまい、なかなか弥富中の良い攻撃パターンをつくることができず、リードを徐々に広げられていくという展開でした。残念ながら、セットカウント0-2で、暑い夏の戦いが幕を閉じました。悔し涙を流す選手の背中。この悔しさをこれからの生活に活かして、前を向いて進んで欲しいと思いました。
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