「換気」の重要性を、これまでも機会があるたびに子どもたちに伝えてきました。そのおもな理由はインフルエンザ予防の観点からでしたが、今回、別の視点からその大切さを教えていただきました。
今週月曜日の午後に、学校薬剤師の方に教室の衛生環境について検査をしていただきました。これは「学校安全保健法」にもとづいて行われる環境衛生検査です。多くの検査項目がありますが、その中のひとつに「換気」があります。その基準は「二酸化炭素は1500ppm以下が望ましい」とあります。検査方法は、休み時間に窓を開放し、授業の始まりと同時にそれを閉めます。そして、5分後、20分後、35分後の二酸化炭素濃度を計測します。さて、弥富中学校は…。
5分後 900ppm
20分後 1200ppm
35分後 1200ppm
と、基準値をクリアしました。この数値、当たり前と思われるかもしれませんが、実は、40人近い子どもたちが閉め切った教室の中で呼吸をした場合、多くは授業の途中で基準値を超えてしまうそうです。それを基準値内に戻す方法が換気です。
そんな視点で校内を見てみると、朝、写真のようにどこのクラスも全開になっていました。ありがたいことに弥富中は廊下側の戸がすべて開放できますので、これで一気に換気ができます。もちろん、こうすることでインフルエンザ予防にもなっています。
換気(1月30日)
みんな元気に!(1月28日)
職員室の電話はさほど多くない感触でした。今日は朝礼を行わなかったので、教室をのぞきに行きました。すると、どこのクラスも空席がうんと減りました!特に学級閉鎖をした2クラスについては欠席者が一人もなく、さっそく閉鎖中の授業の遅れを取り戻すべく集中して授業に臨んでいました。担任に聞くと、
「全員来ています!みんなめっちゃ元気がいいです!」
とうれしそうな表情で話してくれました。やはり、教室には子どもの元気な姿が似合いますね。
今日現在、インフルエンザで出席停止となっているのは7人と、先週に比べ格段に少なくなりました。まだまだ油断はできませんが、週末も含め、ご家庭での健康管理に心より感謝申し上げます。
一人一人を大切に(1月25日)
3学期が始まったすぐに、1年生や3年生の書初めを紹介しましたが、もうひとつ、すてきな書初めを紹介したいと思います。それはI組です。
教室の後ろのホワイトボードに4枚の書初めが張ってありました。どれも力強い文字で、今年一年の願いを込めて書いたんだろうな、ということがそこから伝わってきます。そして、その一枚一枚の上に色も鮮やかな扇(おうぎ)が添えられています。写真では分かりづらいかもしれませんが、夏にあおぐ扇子(せんす)ではなく、舞踊などで用いる扇です。これが一人一人の作品に添えられたことで、一気にお正月らしさが増し、それぞれが書いた「新春の春」や「感謝の心」という文字に重みも増しました。そして、クラスの子たちを思う担任の気持ちが伝わってきました。
愛知1016校の取組(1月24日)
愛知県教育委員会が運営している道徳教育総合推進サイト「モラルBOX」の中の「愛知1016校の取組」に弥富中学校が紹介されました。
これは、県下のすべての学校が取り組んでいるものを広く知ってもらおうというもので、毎年一つ投稿しています。今年は2学期末にソフトボール金メダリストの馬淵智子さんにお越しいただいた全校道徳を取り上げました。
トップ画面右側にあるバナーからもご覧いただけます。
学級閉鎖です。(1月22日)
3年E組の背面黒板の写真です。明日は水曜日なのに、28日月曜日の時間割の連絡が書かれています。なぜでしょうか・・・!?
なぜなら、明日から学級閉鎖になったからです。同様に1年C組も学級閉鎖となります。2学級のみなさんは、学校で友達と会えなかったり、部活動ができなかったりと残念な気持ちかと思います!?それでも、家庭で体調管理を心がけ、28日にみんなが元気に登校してほしいと思います。他の学級のみなさんは、さらに、うがいや手洗い、換気を心がけ健康に過ごしてほしいと思います。
乾燥状態が続くと、のどや気管支は防御機能が低下するため、インフルエンザウイルスによる感染が起きやすくなるそうです。まとまった雨が降ってほしいですが、1週間の予報に傘マークはついていません。予防の毎日が続きます。