市P連「秋季研修会」(11月29日)

 今日の午後、十四山スポーツセンターの第2アリーナで、弥富市小中学校PTA連絡協議会の「秋季研修会」が行われました。

 開会行事では、来賓の服部彰文市長と奥山巧教育長からごあいさつをいただき、後半は岐阜大学地域科学部地域文化学科、岐阜大学大学院地域科学研究科の教授の近藤眞庸(こんどう まさのぶ)先生をお招きし、「試して、なるほど!ルーティンで自己肯定感UP学力もUP」と言う演題で講演をいただきました。

 近藤先生の幼少からの体験談を元に、軽快な語り口でユーモアたっぷりの講演会でした。「朝すっきりうんちをだすために」という課題に対して、①前の晩8時以降は食べない ②朝起きたらからだを動かす ③20分ほどかけてゆっくり朝食を食べる ④出かける1時間前に起きる という研究結果を出し、このルーティンで行動することで安心して生活でき、自己肯定感を高めたお話を皮切りに、様々な経験の中で、「同じ時間やタイミングで決まった行動をすることの大切さを話されました。

 特に心に残ったのは、学力や記憶力を上げるためには快眠がとても大切であることです。そのために、きちんと覚えたいことは寝る前に復習すること、スマホなどのブルーライトは就寝時刻1時間前にシャットアウトすること、食事は寝る2時間前に済ませることなど、たくさんのヒントをいただきました。

 今日の講演の資料を参考に、みなさんもルーティンを意識して、ご自身の生活や子育てに活かしてみてはいかがでしょう!秋季大会資料

あいさつ運動(11月27日)

  {おはようございます!」「おはようございまーす!!」
  校門と、昇降口入口から声が響いてきます。 

  今日は、2学期の期末テスト1日目。
  PTAの生活委員会の今年度2回目のあいさつ運動がありました。
  テストの日とあって、ほとんどの生徒は時間に余裕をもって登校してきました。昨日の朝に比べると少し寒さが緩み、中にはウィンドブレーカーを着ていない生徒もいました。
  「しっかり勉強できた?」という質問にも
「はい!」と答える子、肩をすぼめて「あんまり・・・・」と言う子、反応は様々でした。
  PTAの方からは、「中学生でもちゃんとあいさつしてくれました!」とのご意見をいただきました。
  これから寒さが厳しくなると、背中も丸まって声もこもりがちになります。でも朝のあいさつは気持ちよくできる弥中生でありたいですね!
  テストも頑張って!!
CIMG6131 CIMG6133

PTA健康委員会「給食試食会」(11月8日)

 今日は、図書室でPTAの健康委員会主催の「給食試食会」が行われました。参加者は52名でした。
  今日の献立は、「白米、牛乳、さばの銀紙焼き、揚げじゃがいものきんぴら、けんちん汁」でした。日頃子どもたちが食べている給食を知っていただくことと、短い研修を通して家庭での食育に生かしてもらうことをねらいにしています。
  委員会の方々は、久しぶりの給食当番に、係決めのときから盛り上がっていました。参加された方々も、中学校卒業以来の給食に懐かしさがいっぱいのようすでした。栄養教諭の河橋先生に、「揚げじゃがいものきんぴらのじゃがいもは冷凍ですか?」という質問があり、「いえいえ、生のじゃがいもの皮をむいて、スライサーで切ってから揚げたものです」との答えに、驚きの声があがっていました。
  片付けを済ませたあと、河橋先生から「給食室の紹介」「朝食と学力の関係」「郷土料理」についてのお話を聞きました。忙しい毎日ですが、ちょっとした工夫で栄養のバランスの取れた朝食になります。育ち盛りの子どものために、きちんと朝食をとらせてしっかり学習できるよう、ご家庭でのご協力をよろしくお願いします。
会食 献立
片付け 給食河橋T

PTA研修「パン&和菓子教室」(11月8日)

 今日は朝9時から、PTAの研修委員会主催の「パン&和菓子づくり教室」が行われました。昨年に引き、今年度PTA会長の都築政秀さんを講師にお招きしました。とても人気の教室です。
 今回は、「ちょっと不思議なクリームパン(冷やしクリームパン)」と、練り切りはクリスマスバージョンで「サンタとトナカイ」でした。
 パン生地をこねる場面では、調理台に叩きつけるようにこねるのですが、日頃のうっぷんをはらすかのように力強くこねる方もおみえでした。
 パン生地を発酵させている間に、練り切りでサンタとトナカイを作りましたが、食べるのがもったいないくらいとても可愛らしいおまんじゅうになりました。
 オーブンで焼き上げたパンを冷まし、もっちりとした生地の中に、カスタードクリームとホイップクリームを混ぜた「クレーム・デプマット」を注入し冷やしクリームパンができあがりました。
 「お疲れ様でした~!」とできあがった、パンと和菓子をもって、笑顔いっぱいで解散しました。
講師の都築会長 実習
練り切り CIMG6126

長距離走大会(10月26日)

午前中の「優しい日差し」は、午後になると「暑さ」を感じるようになりました。例年の持久走大会だと、各ポイントに立つ先生たちもしっかり着こんでいくところですが、今日はその必要がないほどのコンディションとなりました。
グランドの南側にまだ水が残っていたので、距離が変わらないように校舎側に寄せたトラックを1周し学校の外へ出ます。行く先々に、保護者や家族の方々がみえ、
「がんばって!」
と温かい声援を送ってくださいました。その目の前を少し照れくさそうに通り過ぎた子どもたちの額には大粒の汗が光っていました。大藤小学校を過ぎると、今度は長い北向きの道になります。いつもはここからは北風との戦いですが、今日は風もまったくありませんでした。そんな中を、どんどんペースを上げる子、わき腹を押さえ顔をゆがめる子、抜かれそうになると猛然とスピードを上げる子など、それぞれ自分の力に応じた走りを貫き、参加者全員が女子は3.6km、男子は6.4kmを完走しました。
そんな子どもたちをお日さま以上に優しく、温かく迎えてくれたのがPTAの役員の方々です。学年ごとに長机を用意し、子どもたちが握り締めた順位カードを引き換えにジュースとクレープを渡してくれます、
「おつかれまさ」「がんばったね」
という言葉も添えて。
 
今、これほどの長い距離を走る学校行事は他ではあまり見なくなりました。しかし、ふざけ半分で走る子もなく、行き交う車も子どもたちの走りすぎるのを待ってくださる、そんな心温まる行事だからこそ、これまでずっと続いてきたのだと思います。ありがとうございました。