つかの間の絶景(4月17日)

ここ数年、「絶景」「天空の鏡」と、その素敵な景色がネット上で話題になっている「ウユニ塩湖」をご存知でしょうか。ボリビアにある広大な塩の大地で、そこがほぼ平らな地形のため、ひとたび雨が降ると、地面が塩で白いこともあって水面が鏡のようになり、空やそこにいる景色を映し出すそうです。
そんな「ウユニ塩湖」にはかないませんが、弥富中の「苗代弥中」も負けてはいないと思います。ちょうど一年前にも紹介しましたが、学校の周りの水田が田植えの準備として水を入れ始め、大型機械で土の凸凹をならすと、ウユニ塩湖のような鏡のようになります。しかし、準備ができたら田植えが始まります。風が強ければ水面に波が立ちきれいに映りません。そう考えると、一年のうちで「苗代弥中」が見られるのは5日あるかないか、というところでしょうか。まさに希少価値という意味ではこちらの方が“絶景”だと思います。
 
今日の天気予報は下り坂。田には先週から水を入れてみえるので、おそらく間もなく田植えが行われると思い、青空ではありませんでしたが、その絶景をご覧ください。