授業は毎日進んでいきます。私たち教員は、そんな中で少しでもよい授業を、と考え、教材研究をしたり授業の構想を練ったりします。
しかし一方で、日々の中にそういう時間を十分に確保できていないのも事実で、それができるようになるのは、部活動の大会がひと段落着いた8月頃で、夏休みは学校内外で行われる研修会に多くの先生が参加します。
しかし、それを待っていたのでは子どもたちに申し訳ありません。そこで、時間をやりくりしながら、今月は、4日(日)、6日(火)に大学から講師をお招きしました。そして今日は、「弥富市教師力向上研修」の一環で、元東浦町立片葩小学校校長の中村浩二先生をお招きして「道徳の授業づくり」研修を行いました。それぞれの授業時間の空きの先生8人ほどが、会場となった会議室に集まり、「授業の山場をどこにするか」「どんな中心発問をするか」「補助発問はどうするか」などにポイントを絞って、子どもたちと同じように4人ずつのグループで意見を交わし合いました。そうすると、同じ資料を読んだにもかかわらず、先生によって切り口や発問がまったく違い、あらためて道徳の奥深さを感じました。
明日からの授業、とりわけ道徳が少し変わるような、そんな気持ちになれた研修会でした。