西尾張大会も3日目を迎えました。今日の開会式でその種目の部長の先生が、
「皆さんは、学校の代表であるのはもちろんですが、各地区の代表でもあります」
と言われました。いつもの保護者の皆さんの応援に加え、同じ海部地区の学校の選手や先生たちも応援してくれる中での戦いでした。
【卓球女子個人】
同じ海部地区の選手であれば、さまざまな大会や練習試合で対戦しその特徴や戦術などもある程度分かり、対策も講じられますが、唯一個人戦に出場した奥岡さんの初戦は一宮の選手でした。強烈なスマッシュを打ってくるでもなく、ひたすら拾って返してきます。それに戸惑っているうちに、6対11で1セット目をとられてしまいました。「こんはずじゃ」という思いが頭の中をぐるぐる回っていたのではないでしょうか。セット間のわずかな時間に顧問と入念な話し合いをし、2セット目に。ここを11対7で取り、手ごたえを感じました。続く3セット目も取りましたが4セット目は相手に取られ、タイに。最終セットももつれましたが、最後は11対7で振り切りました。続く2回戦も勝ち、3回戦で敗れベスト16となりましたが、その後の敗者復活戦で勝ち、県大会への出場を決めました!ゲームの中で相手の特徴をつかみ修正をしながら戦う、それができた戦いぶりでした。
【ソフトテニス男子個人】
3校総当りのリーグ戦を勝ち上がれば、必然的に県大会への出場権を得ます。一つ目の犬山中ペアを3対1で勝ち、次は、もう一校の西成東部中ペアと犬山中ペアとの試合です。それを見ていた選手、そして顧問は、「うまいな。いいところを抜いてくる」と分析をしていました。もちろん、それを上回るだけの練習をしているので、満を持して臨みたいところだったのですが、前の試合が熱戦で長引いたのと雨が降り始めたことによる中断があり、それがどう影響するか心配でした。
1ゲーム目はとりましたが、2ゲーム目はデュースとなり、最後は相手に取られ嫌な流れになりました。3ゲーム目はその流れのまま、一時は1対3とリードされました。しかし、二人が互いに声を出し合い時にはこぶしをタッチし気持ちを高めます。そして、このセットもデュースになりましたが、今度は弥富中ペアが取り、第4ゲームは1ポイントも奪われることなく勝ち抜けました!決勝トーナメントの初戦で海部地区でもっとも強い大治中にあと一歩のとこまで迫ったものの惜敗しましたが、それは県大会でリベンジしてくれることでしょう。