先週のことです。学校の電話が鳴りました。
「中日新聞です」
一瞬、ドキッとしましたが、特に事件が起きたわけでもないので、落ち着いて話をうかがったら、
「学校のホームページを拝見したら、平和学習の一環で『ゲルニカ』風の作品を作ったとあり、それがとてもよい取組だと思い記事にさせていただきたいと思いまして」
とのことでした。
そして、今日、その取材に記者の方がおみえになりました。美術科の先生からその意図を取材した後、さっそく2年生の廊下へ。廊下に貼ってある各クラスの作品をひとつひとつじっくりとご覧になりました。数人の子に横に立ってもらいそれをカメラに収めました。
次は子どもたちからの取材です。
「どんな気持ちで描きましたか」
「原爆を落としたことはいけないと思いました。でも、戦争を終わらせるためにはやむを得なかった、とも思いました。私は、そこから立ち直った広島の人たちのことを描こうと思いました」
「戦争で傷ついた悲惨な様子が心に残りました」
と、広島へ行ったからこそ感じたことを語ってくれました。