「2020年から小学校でプログラミング教育が必修化」
昨年、文部科学省からこのことが発表され、さまざまなメディアでそれに関する報道がされ、多くの方も関心をもってみえることと思います。
では、中学校はどうなのでしょうか。実は中学校もその翌年に必修化され、高等学校も同様です。つまり、小中高と系統的にプログラミングを学ぶことになります。
タブレットが導入されたコンピュータ室をのぞいてみました。そこでは2年生の子が技術科の授業をしていて、多くの子はパソコンに向かってキーボードをたたいていましたが、数人は床に座っていました。手には手のひらサイズの車のようなものを持っています。それを箱の中に入れスイッチを入れると、走り出し、壁に当たると向きを変え再び走ります。しかし、よく見ると、それぞれの車の動き方は同じではなく、ターンの仕方も人それぞれです。子どもたちに聞くと、その動きについては一人一人がプログラミングしたものが入力してあるそうです。
周りを見ると子どもたちは、パソコンに向かって、「こうなったら、こう動く」というフローチャートを入力していました。タブレットから直接入力している子もいます。そして、タブレットとその車を直接ケーブルでつなぎ入力したデータを転送します。そして、
「よしっ」
と箱の中でスイッチON!こうした試行錯誤を繰り返しながらプログラミングを習得します。
弥富中学校のプログラミング教育は、もう始まっています。