クリエイティブな時間(5月31日)

1時間目。それぞれの教室を回っていくと、思わず中へ足を踏み入れたくなる授業が多くありました。中間テストが返ってきて、手ごたえを実感した子もいればそうでなかった子も。そのこともあるのか、どこのクラスでもしっかりと課題に向き合う姿を見ることができました。
 
そんな中で、技術・家庭科が興味深い取組をしていたので紹介します。
コンピュータ室では3年生がアニメーションづくりに挑戦していました。昨年度に導入されたタブレットを、子どもたちはもう十分に使いこなし、思い思いのイラストを少しずつ動かし、それを連続で再生させることでアニメーションにする活動です。多くの子は、ネット上にある著作権フリーの素材を加工していましたが、中には、タブレットにタッチペンで描いている子も。画像をクリックすると、アニメーションがご覧いただけます。
一方、家庭科室では、2年生が包丁の使い方の「テスト」をしていました。今日の素材は、キュウリです。そして課題は「きゅうり1本で7種類の切り方をしよう」でした。先日、りんごの細工切りで悪戦苦闘していた子たちも、ずいぶん落ち着いて制限時間内に多くの子がクリアしていました。となりにいるチェック担当の子は「輪切りは3~5mm以内できることができたか」などの審査基準が示されているチェック表を手に、それを確認しています。
その表の下の段には自己評価欄もあり、そこには、「家で練習した成果を出すことができた」という項目もありました。他の教科と同じように、学校で学習したことを家庭で反復練習することで身につくのですね。