大切な練習(7月5日)


今日も雨。とりわけ外で活動をする部は、大会に向けての練習計画の修正を迫られています。しかし、無理をさせてもけがにつながりますし、ここは限られた場所でできることを精一杯すらしかないでしょう。
そしてまさにそんな光景を見ることができました。サッカー部です。雨でグランドが使えない時は、ハンドボール部の女子とコミュニケーションホールを半分ずつにして練習しています。ポールを思いっきり蹴ることはできないので、おもに短いパスやドリブルの練習が中心になります。今日もそんな練習をしていました。
そんな傍らで、赤と青のメガホンを持った子たちが、図書室へつながる階段へと上っていきました。メガホンを持つ手と反対の手には折りたたんだ紙が。
「よしっ、じゃ、いくぞー!」
副顧問の先生の号令で、一斉に応援が始まりました。1年生を中心にした控えの選手たちが、この雨を逆手に利用し、応援の練習を始めたのです。時折、ちらっと紙に目を落として応援の言葉を確認するあたりに、初々しいしさを感じます。
サッカー部に限らず、戦っているのはピッチ(コート・グランド)にいる選手だけではなく、チーム全員が一つになることが大切です。いい練習を見せてもらいました。