西日本で大きな被害をもたらした雨。そんな雨の心配多くの人が心配している中、違う心配をしていた子たちがいます。野球部のみんなです。目標としてきた夏の大会の初戦を日曜日に控えていたので、やれるかどうか、ずっと空を見上げていたことでしょう。
そんな子どもたちの思いが通じ、試合開始を30分遅らせ津島市営球場でプレイボール!大会関係者のが努力でグランドコンディションは問題ありません。初戦の相手は神守中です。
前半は投手戦の様相です。でも実際には、ランナーを出しながらも、2回は三塁で、3回は本塁でタッチアウトとなる嫌な展開です。でも、攻めて次の塁を狙った結果と、スタンドからも「ドンマイ」の声がかけられます。そして4回裏。2塁打を打ったランナーが3塁で盗塁アウトとなり、なかなか流れを引き寄せられません。しかし、そのあとフォアボールで出たランナーが盗塁に成功し、このチャンスに5番吉田くんが左中間を破る2塁打で待望の先制点をあげました!
しかし、6回に相手チームに1点を返され、試合は振り出しに戻ります。ここが一番の踏ん張りどころだったと思いますが、子どもたちはよく声が出ていました。「自分を信じて!」という声も聞こえました。ベンチからも外野の守備位置に細かな指示が飛び、それを子どもたちは実行し、同点に追いつかれた後の1アウト1、2塁の大ピンチをみんなの力でしのぎました。
そしてその裏。2番からの好打順。内野安打とデッドボールのチャンスで4番に送りバント。それをきっちり決めて2、3塁に。ここで先制タイムリーを打った吉田くんがバッターボックスに。そして、振り抜いた打球はライト前へ!!一挙2点をもぎ取り、このまま3対1で逃げ切りました。
次の相手は佐織西中です。いいチームワークとベンチワーク、それに加えたいい雰囲気。いい形で次へ臨めます。