予選リーグを1位通過で決勝トーナメントに進んだ、剣道の男子団体。
準々決勝の相手は扶桑中です。
先鋒(渡邉)2-0 勝
次鋒(伊藤し)0-0 分
中堅(伊東) 0-2 負
副将(伊藤た) 1-2 負
ここまでで1勝2敗1分。取った本数は3対4。絶対絶命のピンチです。しかし、弥富中には頼りになる大将、高添くんがいます。2本取っての勝利とはいきませんでしたが、1本を取り代表戦へともつれました。海部地区大会決勝戦の再現です。もちろん、両校の大将がそれに臨みます。そして、
「パーン」
と竹刀が面を打つ音が聞こえた瞬間、審判の旗が上がりました。赤2本、白1本。判定が分かれました。それほど際どい差の打ち合いでした。しかし、2本上がった赤、弥富中の勝利です!
準決勝は布袋中です。
先鋒(渡邉) 2-0 勝
次鋒(伊藤し) 2-0 勝
中堅(伊東) 0-1 負
副将(伊藤た) 2-0 勝
大将(高添) 0-1 負
3勝6本で決勝に進みました。相手は海部地区大会と同じ蟹江中です。
決勝戦のアナウンスが流れ、もう始まるという時にアクシデントが!中堅の伊東くんが足を引きずりながら、本部席にやってきました。布袋中戦で足を痛めたようです。かなり痛むようで、決勝戦に出ることは難しいようです。急きょ、堤くんに交代しました。実は堤くん、伊東くんが治療を受けている時に、すでに素振りを始めていました。まさにチーム一丸となって臨んでいる団体戦です。
先鋒(渡邉) 2-1 勝
次鋒(伊藤し) 2-1 勝
急きょ出場した堤くんにいい流れでつなぎました。
その堤くん、決して無理する必要がない展開ですが、ここは弥富中の剣道。「獅子奮迅」の言葉どおり攻め続けます。そして、見事に小手で1本を取ります。
中堅(堤) 1-1 分
副将(伊藤た) 1-0 勝
大将(高添) 0-0 分
主審の
「やめ!」の声の瞬間、西尾張大会優勝が決まりました。