広島平和記念公園に着いた子どもたちは、まず原爆ドームを正面に見る元安川のほとりに歩を進めました。被曝のシンボル的存在の原爆ドームに歌を捧げるためです。これまで写真やインターネット上でしか見たことのなかったそれはとても大きく子どもたちに迫りました。だからこそ、その鉄骨がむき出しとなった姿が痛々しさや戦争の悲惨さを訴えていました。
その原爆ドームにずっと練習をしてきた「HEIWAの鐘」を捧げます。(原爆ドームの写真をクリックすると合唱をお聞きいただけます)
今日の平和記念公園は大勢の人たちが訪れ、あちらこちらからさまざまな声が聞こえていました。しかし、動画をご覧いただいても分かるように、それはしたいななくなり、歩いていた人も立ち止まって聴き入ってくださっているのが分かります。そして、歌い上げたその瞬間、拍手が子どもたちを優しく包みました。
その後、ガイドボランティアの方々にいろいろな場所を案内していただきました。そこで聞くこと、そこで目にするものは、私たちの知らないことばかりでした。でも、子どもたちはそれにまっすぐ向き合い、心に刻み込んでいました。(こちらも写真をクリックするとスライドショーでご覧いただけます)