幼保小中合同避難訓練(11月20日)

「地震が発生しました!全校生徒・職員は運動場へ移動してください!」
10時に地震の揺れから自分の体を守る「シェイクアウト」の体勢をとっていた子どもたちは、この指示で運動場への一次避難を行いました。600人もの中学生が落ち着いて決められた避難経路を使って避難を終えるまで5分30秒でした。
 
そこで待機をしていると、次に、
「先ほどの地震で大津波警報がこの地方に発令されました」
の状況説明があり、その後、校舎内の安全が確認できたということで、全員が3階へ移動する二次避難を始めました。この時、学区にある大藤保育所・はばたき幼稚園・大藤小学校の子たちも、地域で一番高い建物である弥富中学校へと避難を始めていました。
小さな子は乳母車に3・4人ずつ乗せ学校まで避難してきました。そして、電気がストップしていることを想定し、3階までは一人ずつおぶっての避難となりました。子どもたちの安全を見届けた中学校の先生たちも一人ずつ園児をおぶって階段を上がりました。
こうして、3階の教室や廊下に1000人を超える子どもたちが無事に避難することができました。実際にあってほしくないことですが、万が一に備え、地域で大切な命を預かる者たちが連携をとってこうした訓練を継続していきたいと思います。