午前中に多くのお客様が来校されました。名刺交換をさせていただいたその方は弥富市の南、湾岸自動車道の南側の広大な土地にたくさんの太陽光発電用のパネルを設置し事業を展開している「木曽岬メガソーラー株式会社」の方と関連する方々です。
東日本大震災をきっかけに、日本の電力供給が大きく見直され、それまでの水力・火力発電、そして原子力発電から、再生可能エネルギーに大きくかじをとりました。そのひとつである太陽光発電が、ここ弥富市で稼動し始めたのが2014年でした。今では、年間5200万KWhの発電をしているそうで、これは弥富市の全世帯が年間に使う電気の約8割をまかなえる量だそうです。
その会社が地域貢献の一環として、小中学校に理科の授業で使う実験器具を贈ってくださいました。昨年度から始まり、今年は「手回しバンデグラーフ」をいただきました。目に見えない電気は、子どもたちにとってなかなかイメージしにくいものです。それを“見える化”できるようにしたのがこのキットで、発電の原理が分かります。班ごとで実験できるよう8セットいただきました。有効に活用させていただきたいと思います。ありがとうございました。
(手回しバンデグラーフの資料は山口県教育委員会のホームページから引用しました)