1年職業講話(1月24日)

 1年生の進路学習の1つとして、職業講話を行いました。今年はデンソー工業学園の学科教務課長の杉浦洋紀先生を講師としてお招きし、「働くこととは。学校生活とのかかわり」というテーマで講演していただきました。自分たちにとって大切な進路、そして初めての講師の先生ということもあり、少し緊張しながらのスタートとなりました。

 まず、デンソーが大企業として成長した大きな要因となった9つの「デンソースピリット」を紹介していただきました。でも、これはいずれも学校生活でも培われる大切なことということでした。具体的には、

「品質第一」・・・あいさつ、提出物

「先取」・・・受験勉強、予習

「挑戦」・・・部活動、記録 などです。「たしかに」と頷く話の連続でした。

 さらに100%品質を目指すというお話です。デンソーは自動車部品などを作る会社です。1つのミスが命を奪ってしまうこともあります。

「これを中学生に置き換えるとどうでしょう?テストで100点を目指してがんばっていますか??」

 この問いに子どもたちの顔も曇りました。でも、世の中はこの100%を目指す人たちの仕事の結果成り立っているということを「鮭おにぎり」の例を使ってわかりやすく教えていただきました。

 今回の講演から、「社会人はどのような気持ちで仕事に取り組んでいるのか?」「これから自分たちはどうしていくべきなのか?」いろんなことを学び、考えさせていただく時間となりました。最後に杉浦先生がおっしゃったこと「20年・30年後、日本を支えているのは、みなさんです。自分も他人も幸せに!」という言葉がとても重い言葉でした。1年生のみなさんがさらに成長していくのが、これから楽しみです。