学校保健委員会(2月15日)

 

「最近、にきびができちゃって…」
「冬になると肌がかさかさで」
これは大人の人たちの会話ではなく、子どもたちの声です。実は、中学生にとって「肌」はとても気になるもののようです。しかも、それは女の子だけではなく男の子も。
 
そんな生徒の声があり、今年2回目の学校保健委員会は、「知って得する お肌に関する豆知識」というテーマで行いました。講師は学校医でもある高村真一医師です。
今日を迎える前に、保健委員会の取り組みは始まっていました。先月の朝礼後に呼びかけたり、アンケートをとったり、自分たちでテーマを決めて調べ学習をしたりしていました。中学生の肌の悩み、トップ3はなんだと思いますか。
1位 乾燥肌
2位 にきび
3位 日焼け
です。特に乾燥肌で悩んでいる子はダントツだったそうです。そんな取組を紹介した後、いくつか質問もしました。
「肌の乾燥を防ぐにはどうしたらいいんですか?」
高村先生は、
「エアコンで乾燥したり、手を洗いすぎて手の脂分が取れてしまうことが原因なので、手を洗うたびに保湿剤を塗るといいですよ。今はスプレーもあります」
と、優しい口調で教えてくださいました。
にきびについての質問には、つぶしたり圧迫してして出すのはだめで、病院へ行くことを勧められました。今は、保険が適用される薬もあるそうです。
PTAの健康委員の方からも手が挙がり、親としても心配している様子がうかがえました。
 この学校保健委員会は、生徒の代表として保健委員が、保護者の代表としてPTA健康委員が、先生の代表として養護教諭や学年主任等が出席しています。今日学んだことを、それぞれの仲間に伝えていくことが明日からの務めです。
 
会が終わった後も、個人的に質問する子もあり、まさに子どもたちの実態に即した有意義な会になりました。