田中さんの決断(2月20日)

こんにちは、情報処理部です。

みなさんは、骨髄移植「ドナー」について知っていますか?

今回は「ドナー」について、1時間目に道徳がありました。

「白血病」という病気についてご存知でしょうか?

白血病とは体の血液をつくる機能が悪くなってしまう病気です。

池江選手が白血病だと公表し、新聞やニュースで取り上げられ、さらによく聞く言葉になりました。

昔は治らないといわれていた白血病を治すために設立された「骨髄バンク」。今回のお話は、そんな骨髄バンクの移植第1号である田中重勝さんのお話でした。

当時はドナーの登録者がなかなか増えず、骨髄バンクに対しても冷たい反応ばかりで、資金集めがとても大変でした。

そんな中、登録患者の橋本さんの様態が急変し、白血球の型が一致するドナー登録者を探し、一致したのが田中さんでした。

田中さんは移植するかどうかとても悩みました。

私だったら、誰に移植するのか名前もわからないような人に移植するのは怖いし、痛い思いをしてまでやろうとは思わなかったかもしれません。

ですが、田中さんはそんな迷いを振り切り、人の役に立ち、命を救う決断をしました。

そんな田中さんが言った言葉が今でも心に残っています。

「お父さんは人の役に立つんだ。」

田中さんの勇気はとてもすごいと思います。

田中さんが決断したからこそ、一つの大切な命が救えたんだと思います。

私も18歳になったら登録をして、誰でもいいから命を救いたいなと思いました。