始業式(1/7)

3学期がスタートしました。始業式では、校長先生のお話にしっかりと耳を傾ける姿が見られました。
<校長先生のお話>
 皆さん「あけましておめでとうございます。」
 「一年の計は元旦にあり」ということわざがあります。新しい年の計画は、年初めの元旦にきちんとたてなさい。そして、なにかを始める時には、計画をきちんと立てる必要がある。という意味です。
 幕末の思想家 吉田松陰の言葉に「計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし」というものがあります。どんなに立派な計画を立てても、ただ計画を立てただけではあまり意味がありません。それを、実行に移すことが大切です。そして根気強く続けることが目標に近づく第一歩だと思います。
 さて、2週間余りの短かった冬休みも終わり、いよいよ今日から1年のまとめである3学期がスタートします。
3年生は残り2ヵ月、学校に登校するのは日数にすると、37日と本当に、あと僅かしかありません。
 そんな短い時間のなかで、人生初めての分岐点である、入学試験という試練が待ち受けています。そして、並行して、義務教育の総決算である卒業に向けて総仕上げをしなくてはなりません。
 「良い終わりは良い始まりにつながる」と言います。自分自身に甘えず、目標をしっかり持ち、中学校の総まとめをすると同時に新たに始まる次なるスタートがしっかりできるように準備をしてください。
 2年生は、今の3年生から引き継ぐべき良い点はしっかり引き継ぎながら、最上級生になる準備をしてください。
 3学期からは、もう進路決定に向けての取り組みや修学旅行などの準備がスタートします。一年後後悔しないように、自分自身の言動に責任をもち、集団の中でしっかりと自分を高めていけるよう、気を引き締めて残りの3ヶ月を一日一日大切に生活してください。
 1年生の皆さんは、2年生に進級し学校のサブリーダーとして、今の2年生を支えてなくてはなりません。
 身近な目標をしっかりもち、自分に甘えず生活のリズムを崩さないよう、自分自身を高める努力を粘り強くしてください。
 今年1年、何事に対しても常にプラス志向で、つらいことや苦しいことがあっても、笑顔を忘れず明るく元気に助け合いながら、やる気と勇気をもち、本気で根気よく努力し、ともに高め合いモラルの高い弥中生の生徒をめざしてください。
 ここにいる一人一人の皆さんの頑張りに期待をしています。
 1月・2月は一年の内で一番寒い時期です。風邪やインフルエンザにかからないよう健康管理に十分注意し、それぞれの目標に向かって着実に一歩でも半歩でも前進できることを祈って、3学期の始業式に当たっての話を終わります。
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