命の講話 大河内祥晴(よしはる)氏
題「見えない心の傷-いじめについて考えようー」
12月8日(月)に「命の講話」が開催されました。平成6年11月に西尾市の大河内清輝君が13歳(中学2年生)という若さてこの世を去ってしまった事件がありました。その原因は、数人の同級生グループによるいじめでした。日本中の人に衝撃が走った事件でした。いじめの問題が日本中で急に騒がれるようになったのもこの事件がきっかけとなったのです。その事件から20年が経ちましたが、父親の祥晴(よしはる)さんに「命の講話」をお願いしました。
お話の中で、今までに出会った子どもたちの声、手紙に書かれた叫びを紹介しながら、いじめの辛さ、苦しみ。心の傷に気づくことの難し、周りの生徒のいじめに対する感覚。相談できない、打ち明けれない理由などについて話されました。
最後に、何でも相談できる友がいると良いですね。また、誰に対しても「ありがとう。」が言える関係になれると良いですね。この言葉は、自分自身と相手を大切にできる言葉だと思っています。と話されました。
生徒は大河内さんのお話を真剣に聞いて、それぞれが自分と向き合い、その「思い」を標語などにしました。