1週間のお盆休み(学校では「行事なし期間」をと呼んでいます)が終わり、今日から部活動や学校祭の準備等で再び学校に子どもたちの声が戻ってきました。
そんな喜ばしい日の第一声は、
「きゃー!」
だったかもしれないということが起きてしまいました。
朝、担当の教員が校舎の開錠、見回りをしていると、校内のいたるところが水浸しではありませんか!1階のコミュニティホールの天井から水が落ちてきて、2階へ上がってみると、2年F組の廊下が同じように水浸し。さらに3階へ上がってみると、そこはあたり一面“海”と化していました。雨水を含んだ天井の石膏ボードは何枚か落ちています。
元をたどると、美術室前の「創作テラス」から流れ出しているようです。未明にこのあたりに大量に降った雨がその排水能力を超えたため、創作テラスから美術室やその周辺の廊下へ流れ出し、それが2階、1階へと落ちていったと考えられます。
その光景を見た子たちはさぞ驚いたことだと思いますが、すぐに雑巾を手に、水を吸わせたり濡れた物を運び出したりしてくれました。部活動をしようと来たのに、こんなことを手伝わせてしまうことになったので、
「ありがとうね」
と声をかけると、
「いえ、ありがとうございます」
という声が返ってきました。自分たちの活動する場所、学習する場所の一大事にみんなが力を出し合った、夏休み後半のスタートとなりました。