海部地区「子育て支援地域交流会」(11月28日)

 11月28日(土)に、蟹江町体育館と蟹江中央公民館で、海部地区「子育て支援交流会」が行われました。
  午前の部は、体育館で「子育て支援を考える交流会」として、おもちゃづくりや親子ふれあい体操が行われました。
  午後の部は、「家庭教育を考える学習会」が行われ、本校からもPTA4名が参加しました。
  開会行事の後、蟹江町の「にこにこママネットワーク」、大治南小学校の「大治南おやじの会」、飛島村の「とびしま・ペアレンツ」の事例発表がありました。どの発表も、地域が協力して子育てを行う大切さを感じるものでした。
 その後岡崎女子大学 准教授の小原倫子氏による、「子どもも、自分自身も大切にする子育て」~お互いの発達を支える親と子どものふれあい~という演題で講演会が行われました。
 講演の中で、
・子育てをするときに、一人一人の個人の発達やプロセスを認めて、寄り添ってあげることが大事
・正しい子育てはなく、一人一人子育てはちがうもの
・子どもは親に一番認めて欲しいと思っているから、親がきちんと認めてあげて欲しい
・子どもを見るとき、今の子どもだけでなく過去の子どもや未来の子どもの姿まで、線としてその発達をみられるとよい
などのキーワードがありました。
 子育ては、親だけが経験できる貴重な体験です。かけがえのない我が子であり、子どもにとってはかけがえのない親です。「良い親にならなければ」と思えば苦しくなります。「良い子でいなければ認めてもらえない」と思う子どももかわいそうです。お互いに未熟だけれど、支え合い成長し合うことができる子育てを笑顔でできるといいなあと思います。  
講演会1 講演会2