119400回目の「ごちそうさま」(3月24日)

「119000回、これは何の数か分かりますか?」
修了式が終わったあと、子どもたちにそんな問いかけをしてみました。
子どもたちはきょとんとしていました。
「ヒントは、186×640 です」
「……」
「次のヒント。640というのは弥富中の生徒の数です。186は?」
「……」
分からないようです。そりゃそうですよね。186は、今年、給食を食べた回数です。
 
「今年一年、119000もの給食を毎日みなさんに提供してくださった栄養士の吉川先生が、今年で退職をされます」
と、子どもたちに紹介し、マイクを渡しました。
献立を考えるところから始まり、食材を調達し、そして調理員さんたちが朝早くから作ってくださる給食。そんな毎日が当たり前になっていますが、そこにはとても大きな、そして熱い思いが込められています。昨日のエンドカレーもそうですが、そこに添えられた手作りの「しおり」もそのひとつです。
「これからもいっぱい給食を食べて、日本の将来を担う大人になってください」
と結んだ吉川先生に、生徒会から花束が贈られました。
調理員さんたちにも前に出てきていただき、みんなで、
「ごちそうさまでした!」
1、2年生約400人が大きな声で、119400回目の感謝の言葉でした。
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