二日目の目的地は呉市の「大和ミュージアム」です。当時の日本の科学技術の粋を集めた戦艦ですが、それを建造している間に、戦争の主力は戦艦から飛行機へと変わっていました。戦地に赴く前に敵の攻撃を受け沈没した「大和」。それに関わった多くの人の思いや技術、そして、その陰で命を失った人々が紹介されています。
時間があまりとれませんでしたが、そんな中、子どもたちが一番足を止めたのは、「回天」の前でした。「人間魚雷」と言われ、一人乗りの魚雷に爆薬を積み敵艦に体当たりをするという作戦で使用されました。死を覚悟し、それでもなお出撃した若い兵士が残した手紙や肉声に、子どもたちは何かを感じてくれたことでしょう。
様々な角度、資料から平和とは、戦争とは、を考えた二日間でした。今すぐすべてを理解することは求めていません。しかし、これから時間をかけてこのテーマを自問自答してくれる子どもたちであってほしいと思います。そんな大きな宿題を背負い、広島駅を定刻に出発しました。
時間があまりとれませんでしたが、そんな中、子どもたちが一番足を止めたのは、「回天」の前でした。「人間魚雷」と言われ、一人乗りの魚雷に爆薬を積み敵艦に体当たりをするという作戦で使用されました。死を覚悟し、それでもなお出撃した若い兵士が残した手紙や肉声に、子どもたちは何かを感じてくれたことでしょう。
様々な角度、資料から平和とは、戦争とは、を考えた二日間でした。今すぐすべてを理解することは求めていません。しかし、これから時間をかけてこのテーマを自問自答してくれる子どもたちであってほしいと思います。そんな大きな宿題を背負い、広島駅を定刻に出発しました。