目からうろこの研修会(1月6日)

始業式の午後。多くの中学校では日の短い冬にたっぷりと部活動ができる機会でしたが、弥富市内の3中学校はどこも行いませんでした。それは、午後に弥富市内のすべての教職員が参加しての研修会が行われたからです。
心の隅に、
「あぁ、この時間に部活やりたかったなぁ」
「冬休みの宿題を見ることができるのになぁ」
という気持ちを抱きながら参加した先生もいると思いますが、今日の講演会はその気持ちを見事に打ち砕いてくれました。「一流スポーツ選手から学ぶ健康法-睡眠・食事・運動-」と題してご講演をいただいたのは、中京大学スポーツ科学部競技スポーツ科学科の湯浅景元(ゆあさ かげもと)教授です。そのタイトルにあるように、ハンマー投げの室伏選手やフィギュアスケートの浅田選手を育てられたご経験と、オリンピック等の世界で活躍する選手の食事やトレーニングを科学的に分析したデータをもとにしたお話は、私たちをどんどん引きつけました。
・寝ている間に体が成長するので、十分な睡眠をとる
・体は食べたものでつくられるので、食事で栄養をとるのが基本
・朝食を抜くと太る
・判断力をつけるための眼筋運動も有効
・柔軟性よりも関節の可動域を広がるトレーニングを
等々の、目からうろこが落ちるような内容が満載でした。さっそく部活動の練習にも取り入れられるものもあり、あらためて研修の大切さを感じた午後でした。
 
ちなみに、湯浅教授は、先日ご紹介した「あまつしま体操」を監修された先生でもあります。