託し、託され(10月5日)

伝統というものは、こうやってつくられていくのだと思いました。

先週のことです。廊下に出て、四つんばいになっている何人かを1階の廊下で見ました。「どうしたんだろ?」と思い近づいてみると、そこには学校祭で声をからし緑ブロックをひっぱってきた3年生のリーダーたちがいました。廊下の床に大きな緑色の模造紙を敷き、そこに筆を走らせています。「アマゾン」。書いていたのは、今年の緑ブロックのテーマでした。その下のサブテーマは確か「感動をお届けします!」でしたが、この日は、「〜一緒に感動を届けてくれて、ありがとう!〜」でした。一緒に過ごした後輩たちに届けるそうです。
一方で、そんな思いを託された2年生の廊下にはこんな言葉が。
「弥富中の先頭に立つ!」
そこには一人一人の2学期の決意が並んでいました。弥富中の伝統は次のステージに受け継がれようとしています。

郷土料理を考える(10月3日)

「ふなみそ」
「もろこ寿司」
5時間目の2年生の教室では、なつかしいこんな言葉が飛び交っていました。
学級活動の時間で、栄養教諭の先生と一緒に「未来の郷土料理を考えよう」という食育の授業をしていました。それを弥富市・蟹江町・飛島村の小中学校の栄養教諭の方々が参観する研修会が弥富中で行われたのです。
その地域の地形や気候の特色を生かした食材で古くから食べられてきた郷土料理。子どもたちから「ゴーヤチャンプル」「きりたんぽ」は出てきましたが、「ふなみそ」「もろこ寿司」は出てきませんでした。食べたこともないようです。かつてこのあたりに多く流れていた小川。そこで当たり前のように取れていたフナやモロコ。今はそれが捕れなくなり、それにともない家庭でそれを使った料理をすることもなくなってきました。
子どもたちに、愛知県尾張地方の地場作物が紹介してある資料が配られ、それを使った“未来の郷土料理”を子どもたちが考えてくれました。
「しそと豚肉ロールのトマトソースがけ」
「色どり野菜のだんご」
「Bigポークハンバーグ グリーンソースつき」
「緑と白のアフロサラダ」
「愛知縮緬かぼちゃのパイ」
「名古屋コーチンのトマト煮」
「おにまんじゅう いちごソース添え」
「愛知の親子丼」

感動を再び(10月3日)

もう子どもたちはすっかり気持ちを切り替えて学習に取り組んでいるのに、いつまでも学校祭の話題で申し訳ありません。

先週、広報委員会が2度にわたり臨時に集まりをもちました。それは壁新聞を作るためです。もちろんテーマは「学校祭」。いつもが学年ごとにアンケートをとってタイムリーな学年の声を紹介してくれていますが、今回はブロックごとに作ってくれました。それが、今、下駄箱前の掲示板に3色並んで紹介されています。子どもたちもそこで足を止め、見入っています。
各学年の教室や廊下にも、多くの写真といっしょに感想文や一言コメントも貼ってあります。
子どもたちの成長の大きなひとこまです。
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世界でひとつだけの授業(10月2日)

2年生の道徳の授業を見ました。タイトルは「世界でひとつだけの授業」です。
 
これは道徳の副読本「明るい人生」には載っていないオリジナル教材です。授業をしているのは、JICA(青年海外協力隊)に参加してケニアに行ったことのある先生です。そこで見たことや経験したことなどをもとに、「国際理解」について考えさせたくて道徳の授業で扱うことにしました。
冒頭で授業の様子を写真や動画で紹介します。そして、その中で気づいた、自分たちが受けている授業や学校と違う点を出し合います。子どもたちがケニアの子たちの貧しさに気づくのに多くの時間は必要ありませんでした。その中に、破れたままの服を着ている少年に着目して。そのために自分は何ができるかを考えさせます。
・服をあげる
・お金をあげる
・何もしない
さまざまな意見が出されました。しかし、子どもたちの意見も割れます。「服やお金をあげることが正しいことなのか」を問いかけます。友達とも意見を交換し合い、考え方を広めたり深めたりしました。
 
小学校は来年度から道徳が「特別な教科」になります。中学校は31年度からです。その時には教科書もでき、ある意味、どこのクラスでも同じような道徳の授業が行われるだろうと思います。しかし、クラスや学年の実態を一番よく知っている先生だからこそ、子どもたちに問うてみたいことがあるのも事実です。そんな思いのつまった道徳の授業でした。

2年学年だより(10月2日発行)

2年学年だより(10月号)