やとみ金魚アクアリウム&深掘隆介展2018へ行きました。(11月9日)

今日から3日間「やとみ金魚アクアリウム&深堀隆介展2018」が弥富市総合社会教育センターで開催されています。午後には弥富市のご厚意で、1年生が見学できました。
光の当て方や水槽の形が違うだけで、いつも見ている金魚がとても幻想的なものに見えました。また、深堀氏の作品は見る人の多くが「本物の金魚が閉じ込められている」と思うぐらいの素晴らしさですが、サポーターの方から「描かれた金魚」であることを説明されると、生徒は大変驚き、何度も作品を凝視していました。
土曜、日曜も開催されているので、時間があれば2年生や3年生にも見学してほしいと思います。
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福祉実践教室(11月8日)

 2年生が広島で研修をしているとき、1年生は校内で身の回りで生活している障がいやハンディキャップをもった様々な人を理解するための学習を行いました。
 午前は「認知症サポーター養成講座」を行いました。海南病院から講師の先生をお招きしました。弥富市内には、平成30年1664人の認知症(予備軍を含む)患者がいると推計されているそうです。認知症について正しい知識を教わり、認知症の人に対して、どんな対応の仕方がよいのかを学びました。認知症サポーター養成講座を受講した証としてオレンジ色のブレスレットをいただきました。

 

   

 

 午後は、弥富市社会福祉協議会の協力を得て「福祉実践教室」を行いました。開講式のあと、「手話」「高齢者疑似体験」「点訳」「車椅子」「視覚障害者ガイドヘルプ」「音訳」と6つの会場に分かれて、体験を通して勉強しました。どの講座も一人一人の真剣な眼差しが見られました。最後にお礼として学年合唱「永遠のキャンパス」を送りました。講師の先生方から受講態度や学年合唱についてもお褒めの言葉をいただきました。

 

   

 

         

          

     

              

  誰もが認知症になったり障がいやハンディキャプをもったりする可能性があります。認知症の人もそうでない人も、障がいのある人もない人も、みんなが笑顔で毎日を送ることができる共生社会をめざして、まず偏見をもたないこと、そして出会ったときには手助けが必要かどうかを聞いて、必要な手助けが当たり前にできる大人になってほしいと願っています。

関心を高めながら(11月2日)

子どもたちの楽しそうな声に引き寄せられるように1年生の教室に入っていきました。机は班になっています。そして、その机の上にははさみやそれで切った紙が散乱していました。
「これって、何の授業?」
思わず聞いてしまいました。
「これを作ったんです」
手にとって見せてくれたのは箱でした。厳密に言うと箱の展開図でした。でも、それぞれが作った箱は大きさが違います。
「はい、じゃ、作業をやめてください」
先生がこの授業のねらいを説明します。
「今日から新しいところに入ります。それは『変化と対応』というところです。何かを変えると、それにともなって他のところが変化するということを学習します」
てっきり図形の学習と思っていたら、これは「変化と対応」つまり、次の時間には「関数」へとつながっていくところだったようです。
関数は中学校の数学ではとても重要な学習で、これから学ぶ多くの領域にも関わってきます。そして、それを苦手とする子も少なくありません。その導入の授業でこういう作業(数学的活動といいます)を取り入れながら行うことはとてもよいことで、子どもたちの目の輝きがそれを物語っていました。これからの授業が楽しみです。

校内長距離走大会(10月31日)

思っていたほどの青空ではありませんでしたが、予定通り、校内長距離走大会を行うことができました。

この大会のねらいは、「長距離走を通して走る楽しさを味わわせ、完走する喜びを体感させる」です。自分の力に応じた速さでゴールまで走りぬくことを基本とし、その中で走ることが得意な子はどんどん上位をねらい、そうでない子は完走をめざします。運動場を何週も走る練習と違って、学校周辺の道路に出ると、道路の凹凸が足から伝わり、吹く風も場所によってその向きを変えます。男子は6.4km、女子は3.6kmのコースには地域の方々も出てきてくださり、
「がんばれー!」
と声をかけてくださっています。走ることの苦手な子には先生が伴走し一緒に汗を流しました。
ここ数日に比べると、風もあり少し寒い日となりましたが、子どもたちはそれぞれのペースで最後まで走りぬきました。女子の最後尾を走っていた先生が、
「今年は速くて、ついていくのが大変だった」
と汗をぬぐいながら言っていました。そんな走りをしてくれたことをうれしく思います。
 
ゴールしてくる子を大きく手を振って迎える見学している子。笑顔で順位カードを渡す係の子。そして、子どもたちのためにジュースとクレープを用意してくださって、ここでも、
「がんばったね」
とねぎらいの言葉をかけてくださったPTA執行委員・正副委員長の方々。そんな人たちに支えられた大会でした。

福祉実践教室にむけて(10月26日)

昨日は2年生の広島研修説明会でしたが、今日は1年生の福祉実践教室に向けた学年集会を行いました。
集会では、ねらいや内容について説明した後、動画を見ました。ある高校の野球部にいた聴覚障がいのある投手とその仲間たちの話です。右の写真は、音が聞こえないため盗塁されたことに気付かず落ち込む投手に指文字で「落ち着け」と話す捕手の映像です。最後の夏、地方大会で負けてしまいますが、障がいがあっても仲間同士の絆は他の学校と変わりません。いや、それ以上だったのかもしれません。
福祉実践教室を通して、福祉に興味をもつことだけでなく、どんな人に対しても思いやりをもって接することの大切さを感じてくれることを期待しています。
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