修了式(3月23日)

「中学校第2学年の課程を修了したことを証明する」
見慣れた通知表ですが、今日はそこに白い帯を巻き、1年生、2年生の代表の子に手渡しました、修了証です。それぞれの学年で修めなくてはならないことがらを修めたという証(あかし)です。修了式ではそんな話をしました。
言葉で言うほど、すべてを十分に修めることは簡単ではありません。得意な分野や不得意な分野は誰にでもあります。それを明日からの春休みで少しでもカバーできるとよいと思います。そして、4月に迎える、ひとつ進級した自分をイメージし、それに向けての準備も怠らないよう進めてほしいと思います。
 
教室へ戻った子どもたちは担任からその修了証をもらい、その時にそのあたりのアドバイスも受けていました。そんな子どもたちのいる教室には、多くのクラスに「1年間ありがとう!」の黒板メッセージがありました。先生に言われたからではなく、自分たちの発案でこういうことができるのも成長の証ですね。
 
 
最後になりましたが、こうして無事に修了式を迎えることができたのも、保護者や地域の方々のおかげです。そんな方々に助けられ、子どもたちに助けられてここまで来ることができました。ありがとうございました。4月には新たな気持ちでスタートを切りたいと思いますので、引き続きご家庭でのご準備やサポートをよろしくお願いします。

締めくくり(3月22日)

早いもので、もう29年度の学校でのさまざまな活動が終わりを迎えています。明日はその修了式ですから、今日が授業としては最終日となりました。といっても、1・2時間目だけが教科の時間で、3時間目は学年集会、4時間目は学級の時間でした。
その学年集会をのぞいてみると、最後ということで1年間を振り返り、成長したことやもっとできるだとうと感じた部分などをあげていました。また、ずっと同じ時間を過ごしてきた先生たちが子どもたちにそれを伝えていました。1年間を1時間で語るにはとうてい足りませんが、午後の大そうじの様子を見る限りでは、しっかり一人一人が自分の中でそれを自覚してくれたように感じました。
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学年PTA(3月13日)

「早いもので、もう進級してから一年が経とうとしています。ここまでの子どもたちの成長や変化はいかがだったでしょうか」
そんなあいさつで始まった学年PTA。多くの保護者の方にお越しいただくことができました。ありがとうございました。教室での授業参観に加え、体育館での発表も行いました。1年生は福祉実践教室を、2年生は平和学習を中心に発表しました。振り返ってみると、そんな活動を通して、子どもたちは確実に成長したように思います。2年生は合唱も披露し、それを実感していただけたと思います。
しかし、その一方で、小学生との時と違い、子どもたちの「見えない部分」が多くなったのもこの一年ではなかったでしょうか。隠しているわけではないのですが、以前のように学校の様子や友だちのことを話さなくなった子も多いと聞きます。スマホの存在がそれに拍車をかけ、思わぬトラブル、とりわけ性犯罪につながる危険性とも隣り合わせがある、という話を生徒指導担当からさせていただきました。
小さな子ではありません。手をつないでいる必要はありませんが、心はつないでいてください。
  
その後に行われた、来年度のPTA学級委員決めも、皆さんの話し合いで無事に決まりました。ありがとうございました。
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次は私たち(3月7日)

1階ががらんとして、3年生が卒業したんだということを実感した一日でした。しかし、感傷にひたる間もなく、学校は次へ動き出しています。
 
お昼の給食放送。スピーカーから、
「今から前期生徒会役員選挙立候補者の応援演説を行います」
のアナウンスが聞こえました。そう、来年度の生徒会役員選挙の立候補が締め切られ、その選挙活動も佳境を迎えていました。選挙当日の立会演説では立候補者本人がその公約を訴えますが、この給食放送では推薦責任者がその子のよい点をアピールします。狭い放送室で順番を待つ間も、書いてきた原稿を何度も読み直す姿に、緊張感が漂ってきます。

3年生を送る会(2月28日)

今日の6時間目は「3年生を送る会」でした。生徒会や学年が企画・運営をするもので、学校祭とはひと味もふた味も違った、とても楽しみにしていました。

1年生は「生きる」という詩の朗読で、成長した自分たちの姿を見てもらいました。2年生はクイズで場を和ませながらも、弥富中の思い出を振り返らせてくれました。そして、この日に向けて練習してきた合唱は、とてもすばらしいものでした。
○1年生合唱 「明日へ」
○2年生合唱 「ほらね」
きっと後輩たちの成長を感じてくれたことでしょう。
この後の生徒会企画は、3年生全員からとったアンケートをもとに構成されていました。たくさんの写真から3年間を振り返った時は懐かしい写真に体育館中に笑いがこだまし、「3年生のありがとう&ごめんなさい」では、一転してしんみりとした時間が流れました。自分たちの歩んできた3年間、そしてそのそばにいた友達・後輩・家族・先生への思いに胸が熱くなりました。
そして企画の締めくくりはカーテンの奥にありました。体育館の南側のカーテンが合図とともに開けられると、そこには3年生全員の名前がステンドグラスのように色とりどりに飾られていました。それを見た3年生は、
「うわぁ」
と言ったっきり、続く言葉が見つからないままずっと見ていました。
そんな後輩たちの思いをしっかりと受け止めた3年生。もちろん、それに負けない合唱「3月9日」で応えてくれました。
 
目標とする3年生がいたからこそ、1・2年生も成長できました。1・2年生が支えてくれたからこそ、3年生は弥富中の先頭を走ってくることができました。それを心の底から感じることができた時間でした。

1年生
「明日へ」
2年生
「ほらね」
3年生
「3月9日」