学年PTA(3月13日)

「早いもので、もう進級してから一年が経とうとしています。ここまでの子どもたちの成長や変化はいかがだったでしょうか」
そんなあいさつで始まった学年PTA。多くの保護者の方にお越しいただくことができました。ありがとうございました。教室での授業参観に加え、体育館での発表も行いました。1年生は福祉実践教室を、2年生は平和学習を中心に発表しました。振り返ってみると、そんな活動を通して、子どもたちは確実に成長したように思います。2年生は合唱も披露し、それを実感していただけたと思います。
しかし、その一方で、小学生との時と違い、子どもたちの「見えない部分」が多くなったのもこの一年ではなかったでしょうか。隠しているわけではないのですが、以前のように学校の様子や友だちのことを話さなくなった子も多いと聞きます。スマホの存在がそれに拍車をかけ、思わぬトラブル、とりわけ性犯罪につながる危険性とも隣り合わせがある、という話を生徒指導担当からさせていただきました。
小さな子ではありません。手をつないでいる必要はありませんが、心はつないでいてください。
  
その後に行われた、来年度のPTA学級委員決めも、皆さんの話し合いで無事に決まりました。ありがとうございました。
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次は私たち(3月7日)

1階ががらんとして、3年生が卒業したんだということを実感した一日でした。しかし、感傷にひたる間もなく、学校は次へ動き出しています。
 
お昼の給食放送。スピーカーから、
「今から前期生徒会役員選挙立候補者の応援演説を行います」
のアナウンスが聞こえました。そう、来年度の生徒会役員選挙の立候補が締め切られ、その選挙活動も佳境を迎えていました。選挙当日の立会演説では立候補者本人がその公約を訴えますが、この給食放送では推薦責任者がその子のよい点をアピールします。狭い放送室で順番を待つ間も、書いてきた原稿を何度も読み直す姿に、緊張感が漂ってきます。

3年生を送る会(2月28日)

今日の6時間目は「3年生を送る会」でした。生徒会や学年が企画・運営をするもので、学校祭とはひと味もふた味も違った、とても楽しみにしていました。

1年生は「生きる」という詩の朗読で、成長した自分たちの姿を見てもらいました。2年生はクイズで場を和ませながらも、弥富中の思い出を振り返らせてくれました。そして、この日に向けて練習してきた合唱は、とてもすばらしいものでした。
○1年生合唱 「明日へ」
○2年生合唱 「ほらね」
きっと後輩たちの成長を感じてくれたことでしょう。
この後の生徒会企画は、3年生全員からとったアンケートをもとに構成されていました。たくさんの写真から3年間を振り返った時は懐かしい写真に体育館中に笑いがこだまし、「3年生のありがとう&ごめんなさい」では、一転してしんみりとした時間が流れました。自分たちの歩んできた3年間、そしてそのそばにいた友達・後輩・家族・先生への思いに胸が熱くなりました。
そして企画の締めくくりはカーテンの奥にありました。体育館の南側のカーテンが合図とともに開けられると、そこには3年生全員の名前がステンドグラスのように色とりどりに飾られていました。それを見た3年生は、
「うわぁ」
と言ったっきり、続く言葉が見つからないままずっと見ていました。
そんな後輩たちの思いをしっかりと受け止めた3年生。もちろん、それに負けない合唱「3月9日」で応えてくれました。
 
目標とする3年生がいたからこそ、1・2年生も成長できました。1・2年生が支えてくれたからこそ、3年生は弥富中の先頭を走ってくることができました。それを心の底から感じることができた時間でした。

1年生
「明日へ」
2年生
「ほらね」
3年生
「3月9日」

最後の委員会の時間(2月26日)

何かにつけて、「最後の」という言葉がつくようになってきました。今日の今年度最後の委員会でした。3年生はすでに終えていますので、1・2年生のみの活動です。委員会によっては教室で後期の活動の反省をしているところもありましたし、いつものように活動をしているところもありました。通りがかった図書室では文化委員が、本の整理をしていました。各クラスに貸し出していた学級文庫を元あった場所に戻す活動です。こうした活動のおかげで、朝の読書タイムも支えられているのだと思いました。
 
1・2年生が委員会活動をしている中、ふと1階に目をやると、教室前の廊下でピンと背筋を伸ばしている子たちがいます。どうやら3年生のようです。そっと近づいてみると、その教室の中では面接練習が行われていました。公立高校受検に向けての練習です。部屋に入ってからの面接で緊張するのは当たり前ですが、こうして待っている時も緊張感をもっていられることは、とてもよいことだと思います。

春告鳥(2月23日)

少しずつ春のような日差しを感じることが多くなってきたような気がしますが、今朝、校門の脇のカワヅザクラの枝に一羽の鳥が留まっているのを見ました。よく見ると少し緑がかった羽をしていました。ウグイスでしょうか。ウグイスは「春告鳥(はるつげどり)」の別名があります。弥富中に春を運んでくれたんですね。ウグイスが羽を休めていたカワヅザクラも、もうだいぶ芽がふくらみ、硬い外側の皮も割れていました。
 
そんな今日、校内を歩いていると、歌声が体育館から聞こえてきました。ひな壇を使っての合唱練習のようです。行っていたのは1年生でした。しばらく前から昼休みに各クラスで練習をしていたのを、今日、初めて体育館という広い場所で練習しました。2階のギャラリーから聴いていましたが、しっかり声は出ていたように思いました。音楽的な修正はまだ必要とのことですが、きっとすてきな合唱に仕上げてくれることと思います。この歌声が響く頃、きっと弥富中が春に包まれることでしょう。