今日から4日間、授業を45分授業にして時間を生み出し、「教育相談」を行います。
日々、慌しく過ぎていく中学生の生活。それに順応できている子もいれば、そうでない子もいます。友人関係がうまくいき、学校へ行くのが楽しいと思っている子もいれば、そこに悩んでいる子もいます。勉強のことや部活動のこと、中学生は多くのことに思いをめぐらせながら生活をしています。
「どう、最近?」
担任の先生にこう切り出され、
「特に困ったことはありません」
と答える子も多くいますが、ちょっとためらったり、次の言葉が出ない子も中にはいます。もちろん、話したいことはたくさんあっても、それを面と向かってはなかなか言えない子も多いのが現実です。そこで、この教育相談では、事前に「教育相談」というプリントを用意し、そこに書いてから始めています。本当は、担任や学年の先生が子どもたちが発する小さなサインを確実にキャッチできるとよいのですが、それができないこともあります。今日からの教育相談が、そのきっかけになり、「先生に相談してもいいんだ」という気持ちになってくれたらと思います。
教育相談(6月19日)
職場体験学習(6月12~14日)
「働く」
子どもたちは、それにどんなイメージをもっているのでしょうか。日頃の生活の中で、さまざまな場でさまざまな働く人の様子を見ているはずです。しかし、いざ、その仕事について、仕事の内容・気をつけていること・苦労ややりがい、などを聞かれると知らないことが多いことに気づきます。自分の家族の仕事についても知らないことの方が多いですね。
そんな「働く」ことを少しでも知り、今後の進路選択に役立てようと、2年生の子たちが職場体験学習を行い、今日、その3日間の体験を終えました。その様子をご覧ください。(事業所や施設をクリックしてください)なお、最後の「弥富中学校」は、体験先が休業日で体験できない子たちが、学校の先生のお手伝いをしてくれた様子です。こんな仕事もしているんだ、と感じてくれたでしょうか。
最後になりましたが、今回の職場体験学習では、59の事業所・施設の方々にお世話になりました。心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。ご家庭でも、ぜひ今回の職場体験を話題にしていただき、ご家族の仕事について話していただけたら、きっとさらに深まるのではないかと思います。
学校祭ブロック決まる!(6月5日)
今日は朝礼の後、大いに盛り上がりました。
それは、今年の学校祭のブロックを決める抽選が行われたからです。弥富中学校は学年6クラスを2クラスずつの3つに分け、それを3学年で組み合わせてブロックをつくります。例年は箱に入れた3色のボールを取り出してこの抽選を行っていましたが、今年は、子どもたちの発案で、「あみだくじでやろっ!」となったそうです。
「代表の人は、希望するところに立ってください」
という声で、移動します。中には、じゃんけんでその場所を決めた学年もありました。1年生、2年生と決まり、最後の3年生の時はそれはMAXに。会場からも拍手が起きるほどでした。
あみだくじの結果、
赤ブロック=1AB・2CD・3EF
青ブロック=1CD・2AB・3CD
緑ブロック=1EF・2EF・3AB
となりました。
どれほど盛り上がったかは、画像をクリックしてください。
最後に今年の年間テーマも発表されました。
「はばたこう 未来へ繋ぐ 希望の翼」
さあ子どもたちは、どんなふうにはばたいてくれるのでしょうか!
保護者学級(6月3日)
今月の学校公開は「保護者学級・部活動懇談」です。年に一度、休日に学校公開日を設定することで、日ごろはお仕事なとでお越しいただけない方にも子どもたちの様子をご覧いただこうという日です。
1時間目からの公開にもかかわらず、たくさんの保護者の方においでいただきました。すぐに駐車場がいっぱいになり、お待ちいただくなどご迷惑をおかけしたほどです。教室や廊下がたくさんの人であふれ、子どもたちもいつもとは違う緊張感をもって授業に臨みました。
ご覧いただいたのは、弥富中が力を入れて取り組んでいる道徳です。緊張感のある中、積極的に手があがったり、班で活発に意見交換したりする姿が随所に見られました。中には、多様な考えに触れるということで、参観いただいていた保護者の方と意見交換する場面も。
2時間の授業をご覧いただいた後は「部活動参観・懇談」です。大会などでは多くの熱い応援をいただいていますが、普段の練習となるとあまり観る機会はなく、教室とは違うったお子さんの姿がそこにはあったのではないでしょうか。また、今年から練習時間を大きく見直していますし、1年生は正式入部の直前の時期でもあります。顧問との懇談が有意義なものになったなら幸いです。
クリエイティブな時間(5月31日)
1時間目。それぞれの教室を回っていくと、思わず中へ足を踏み入れたくなる授業が多くありました。中間テストが返ってきて、手ごたえを実感した子もいればそうでなかった子も。そのこともあるのか、どこのクラスでもしっかりと課題に向き合う姿を見ることができました。
そんな中で、技術・家庭科が興味深い取組をしていたので紹介します。
コンピュータ室では3年生がアニメーションづくりに挑戦していました。昨年度に導入されたタブレットを、子どもたちはもう十分に使いこなし、思い思いのイラストを少しずつ動かし、それを連続で再生させることでアニメーションにする活動です。多くの子は、ネット上にある著作権フリーの素材を加工していましたが、中には、タブレットにタッチペンで描いている子も。画像をクリックすると、アニメーションがご覧いただけます。
一方、家庭科室では、2年生が包丁の使い方の「テスト」をしていました。今日の素材は、キュウリです。そして課題は「きゅうり1本で7種類の切り方をしよう」でした。先日、りんごの細工切りで悪戦苦闘していた子たちも、ずいぶん落ち着いて制限時間内に多くの子がクリアしていました。となりにいるチェック担当の子は「輪切りは3~5mm以内できることができたか」などの審査基準が示されているチェック表を手に、それを確認しています。
その表の下の段には自己評価欄もあり、そこには、「家で練習した成果を出すことができた」という項目もありました。他の教科と同じように、学校で学習したことを家庭で反復練習することで身につくのですね。