ひと足お先に(6月8日)

「はい次!」
「重たいなぁ」
と言いながらも、受け取る先生たち、渡す子どもたちも皆、笑顔です。月曜日からの修学旅行に向けて、土日をはさむ関係で、今日、荷物だけ先に東京のホテルに向けて出発しました。
 
一方、子どもたちは体育館で最後の確認をしました。体調を崩して休んでいた子も元気な顔を見せてくれ、友達も担任もほっとしていました。
ここまで子どもたちのがんばりや、家族のご協力のおかげで順調に進んできた修学旅行ですが、最後の心配事は「天気」です。すでに何度も天気予報をチェックしていて知っている子がほとんどですが、なんと、台風5号が南の海上に発生し、週末から月曜日にかけて日本列島に向かってくるという予報が出ています。この時期ですから上陸の可能性は低いものの雨や風の影響はかなりありそうです。子どもたちのここ数日の質問も、
「先生、折りたたみの傘じゃなくて大きいのでもいいですか」
「傘じゃなく、レインコートでもいいですか」
と、雨具に関してのことが多くなってきました。すべての行程をバスで移動するものの、少しでもコースがそれ影響が少なくなることを願っています。そんな願いが、3年生の教室の廊下に。学年掲示板に少し大きめのてるてるぼうずを見つけました。願いが東京まで届きますように…。

色あざやかな花(6月7日)


昨日の雨で、この地方も梅雨入りをしました。そして今日は、まさに「梅雨!」っていう感じの蒸し暑い日になりました。
そんな日の校内を歩いていると、カラフルな壁面が目に飛び込んできました。I組の前の掲示板です。折り紙で作ったアジサイと傘。まさに梅雨のこの時期にぴったりです。梅雨は生活をするには洗濯物が乾かなかったり、登下校で濡れたりと、あまりいいイメージはないんですが、この色とりどりの掲示板を見ていると、なんか気持ちがUPしてきますね。
そんな掲示板を後にして、1階に下りてきました。ここは3年生のフロア。教室をのぞくと、ここにもカラフルな色が。旅行会社のロゴの入ったネームタグです。弥富中学校では、修学旅行中に少しでも身軽に移動できるように、荷物を先にホテルまで送ります。その時にクラスが分かりやすいように6色のタグを付けます。今日それが担任から配られ、ホテルの部屋番号と名前を書いていました。1階には子どもたちの笑顔とともに、こんな色とりどりの花が咲いていました。

学校祭ブロック決まる!(6月5日)

今日は朝礼の後、大いに盛り上がりました。
 
それは、今年の学校祭のブロックを決める抽選が行われたからです。弥富中学校は学年6クラスを2クラスずつの3つに分け、それを3学年で組み合わせてブロックをつくります。例年は箱に入れた3色のボールを取り出してこの抽選を行っていましたが、今年は、子どもたちの発案で、「あみだくじでやろっ!」となったそうです。
 
「代表の人は、希望するところに立ってください」
という声で、移動します。中には、じゃんけんでその場所を決めた学年もありました。1年生、2年生と決まり、最後の3年生の時はそれはMAXに。会場からも拍手が起きるほどでした。
あみだくじの結果、
赤ブロック=1AB・2CD・3EF
青ブロック=1CD・2AB・3CD
緑ブロック=1EF・2EF・3AB
となりました。
どれほど盛り上がったかは、画像をクリックしてください。
 
最後に今年の年間テーマも発表されました。
「はばたこう 未来へ繋ぐ 希望の翼」
 
さあ子どもたちは、どんなふうにはばたいてくれるのでしょうか!

保護者学級(6月3日)


今月の学校公開は「保護者学級・部活動懇談」です。年に一度、休日に学校公開日を設定することで、日ごろはお仕事なとでお越しいただけない方にも子どもたちの様子をご覧いただこうという日です。
1時間目からの公開にもかかわらず、たくさんの保護者の方においでいただきました。すぐに駐車場がいっぱいになり、お待ちいただくなどご迷惑をおかけしたほどです。教室や廊下がたくさんの人であふれ、子どもたちもいつもとは違う緊張感をもって授業に臨みました。
ご覧いただいたのは、弥富中が力を入れて取り組んでいる道徳です。緊張感のある中、積極的に手があがったり、班で活発に意見交換したりする姿が随所に見られました。中には、多様な考えに触れるということで、参観いただいていた保護者の方と意見交換する場面も。

2時間の授業をご覧いただいた後は「部活動参観・懇談」です。大会などでは多くの熱い応援をいただいていますが、普段の練習となるとあまり観る機会はなく、教室とは違うったお子さんの姿がそこにはあったのではないでしょうか。また、今年から練習時間を大きく見直していますし、1年生は正式入部の直前の時期でもあります。顧問との懇談が有意義なものになったなら幸いです。

クリエイティブな時間(5月31日)

1時間目。それぞれの教室を回っていくと、思わず中へ足を踏み入れたくなる授業が多くありました。中間テストが返ってきて、手ごたえを実感した子もいればそうでなかった子も。そのこともあるのか、どこのクラスでもしっかりと課題に向き合う姿を見ることができました。
 
そんな中で、技術・家庭科が興味深い取組をしていたので紹介します。
コンピュータ室では3年生がアニメーションづくりに挑戦していました。昨年度に導入されたタブレットを、子どもたちはもう十分に使いこなし、思い思いのイラストを少しずつ動かし、それを連続で再生させることでアニメーションにする活動です。多くの子は、ネット上にある著作権フリーの素材を加工していましたが、中には、タブレットにタッチペンで描いている子も。画像をクリックすると、アニメーションがご覧いただけます。
一方、家庭科室では、2年生が包丁の使い方の「テスト」をしていました。今日の素材は、キュウリです。そして課題は「きゅうり1本で7種類の切り方をしよう」でした。先日、りんごの細工切りで悪戦苦闘していた子たちも、ずいぶん落ち着いて制限時間内に多くの子がクリアしていました。となりにいるチェック担当の子は「輪切りは3~5mm以内できることができたか」などの審査基準が示されているチェック表を手に、それを確認しています。
その表の下の段には自己評価欄もあり、そこには、「家で練習した成果を出すことができた」という項目もありました。他の教科と同じように、学校で学習したことを家庭で反復練習することで身につくのですね。