先週はクラスの目標や係活動・委員会活動などを決める時間を多くとりました。でも、ここをさらっと済ませてしまうと、ずっとそれが尾を引くので、ここはどこのクラスも時間をかけて取り組んでいました。
そして、ようやく金曜日あたりから授業が始まりました。学年はもちろん、教科担任も新しくかわったという子も多いのではないでしょうか。どんな滑り出しをしたかのぞいてみると…。
「はい、これ分かる人」
「はい!」「はいっ!」
多くの子が手が上がります。しかも、ピンとまっすぐ上に。
「うわ、すごいね」
先生からは、思わずうれいし声も。隣のクラスでは、机を班にして詩の勉強です。ここでもしっかり声が出て詩の朗読をお互い発表し合っていました。
3年生は、全国一斉に行われている「学力学習状況調査」に取り組んでいます。ここは1・2年生とは違い静寂に包まれています。
それぞれの学年がその発達段階にあわせたスタートをしたようです。
ちなみに1年生の数学の授業は「正の数・負の数」でしたが、その教科書に、なんと「JR弥富駅」が取り上げられていました。地上にある駅で日本一低いところにある駅ということで、そこから「-(マイナス)」という負の数を学習していくようです。
本格的に授業が(4月18日)
地区別会議(4月10日)
今日は午前中3時間は学年や学級で過ごし、給食を食べた後は「地区別会議」を行いました。小学校でいうところの通学団会議です。中学校は通学団というものはつくりませんし、登下校も基本的には個人で行います。
しかし、決められた通学路はありますし、地区によって危険な所や気をつけて走らなくてはならないところもあります。その確認をするために地区ごとに集まりました。そこでひときわ役立ったのが「ハザードマップ」です。昨年度のPTA生活委員会の方々が作成してくださったもので、それを一人一冊持ち、
「はい、まず、自分の家の場所は分かるかな」
「そこから学校へ来るまでの道で、危険な場所はないですか」
等々、具体的にアドバイスができました。
昨年度から少しずつ並列走行が少なくなった弥富中学校です。今年も大きな事故のない一年にしたいものです。
入学式・始業式(4月7日)
いよいよ新しい年度が始まり、193名の新入生を迎え、612名でのスタートです。
あいにくの雨になりましたが、校門をくぐる子どもたちはどの子も笑顔でした。新しく始まるこれからの日々に胸が躍っているかのようです。
入学式・始業式の中では、そんなキラキラとした輝きをいつまでももち続けてほしいことと、困ったときには肩の力を抜いて立ち止まれば、きっとそこに寄り添ってくれる人がいるから、ということを伝えました。そして、1年間の総授業時間の1015時間を毎日に置き換えたら「2時間19分」だということから、その2時間あまりの時間をどうつかうかで1年後の自分が大きく変わってくるという話もしました。
平成29年度 入学式式辞
子どもたちは話をしっかり聞くことができ、今年もしっかりやってくれる、そんな予感を抱かせてくれました。入学式に続いての担任発表や部活動顧問の発表では、小さなどよめきや歓声、ため息などがありましたが、正面に立った先生たちに大きな拍手をおくってくれました。
教室に入り、1年生はピカピカのヘルメットをはじめ山のように詰まれた教科書類やプリントを前に、担任の先生の話をしっかり聞いています。ここでも「中学生になった」という決意を感じました。2・3年生はここでクラス発表です。自分の思っていた子と一緒になれた子、なれなかった子さまざまですが、気持ちを切り替えて新しい一歩を踏み出してほしいと思います。
入学式準備(4月6日)
体育館では、卒業式で経験したとはいえ、メジャーを使ってまっすぐに椅子を並べていきます。動きもその時よりもずいぶんよくなってきました。中学校の入学式は小学校と違い、始業式と同時開催ですので、3学年分と1年生の保護者分の椅子が必要です。パイプ椅子が足らない分は教室の椅子も使っての作業でしたが、子どもたちはよく動いてくれました。
教室では黒板に歓迎の絵を描く傍ら、教科書を運ぶ子、それをきれいに整頓して積み上げる子など手際よく分担して行っていました。中には、流しの三角コーナーを「そこまでするか」と思うほどごしごしと洗う子もいて、皆、「1年生のために」「3年生として当たり前」という気持ちで生き生きとして取り組んでいました。
明日の天気は残念ながら雨予報ですが、迎える先輩たちの気持ちは晴れ晴れとしています!
公立高校合格発表(3月17日)
「え、うそ!」
「やったー!」
その場でピョンピョンと跳びはね、一緒に来た友達と肩を抱き合いました。その傍らには、目を潤ませるお母さんの姿が。
今日は公立高校全日制の合格発表です。きっと朝からそわそわしていたことでしょう。10時の結果掲示の時にはたくさんの子、たくさんの保護者が高校に集まっていました。受検以来久しぶりに会う子と談笑する子、一人じっとその時を待つ子、その様子はさまざまでした。
合格発表の掲示板の横に、その高校の校長先生が立ってみえたので、
「いろいろありがとうございました。これからもよろしくお願いします」
とお礼を申し上げました。
そんな子どもたちの様子に目を細めながら学校に戻ると、校門脇の河津桜が満開になっていました。サ・ク・ラ・サ・ク。