「アクティブラーニング」という言葉をご存知ですか。
これまで多く行われてきた、先生が一方的に講義のように教える授業スタイルから、ディスカッションやディベー トといった双方向の講義、演習、実験、実習や実技等を中心とした授業のことで、2012年に文部科学省から示されました。これからの社会をたくましく生き抜くための力を身につけるために有効で、弥富中学校でもこのようなスタイルの授業が多く見られるようになってきました。
今日の1時間目。3年生の道徳の授業を観にいくと、子どもたちは机を班にしてお互いに意見交換をしていました。そんな光景に目を細めながら窓の外に目をやると、そこには花壇の周りに座って草花の観察をする1年生の姿が。そして、さらに遠くを見ると、スポーツテストの持久走の計測を行う2年生がいました。
子どもたちが主体となって取り組む授業がだいぶ定着してきたように感じます。
アクティブラーニング(4月27日)
全国学力・学習状況調査(4月19日)
この調査の目的は以下の3点で、原則として国・公・私立学校の小学校6年生、中学校3年生の全児童生徒を対象に実施されました。
・ 義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から、全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し、教育施策の成果と課題を検証し、その改善を図る。
・ 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる。
・ そのような取組を通じて、教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する。
午前に、「国語A」「国語B」「数学A」「数学B」を、午後は質問紙調査を行いました。
国語も数学も「A」の内容は、身に付けておかないと後の学年の学習内容に影響を及ぼす内容や、実生活において不可欠で常に活用できるようになっていることが望ましい知識・技能など、主に「知識」に関する問題が中心になっています。
「B」の内容は、知識・技能等を実生活の様々な場面に活用する力や、様々な課題解決のための構想を立て実践し評価・改善する力など、主に「活用」に関する問題が中心になっています。
この調査では、学習意欲、学習方法、学習環境、生活の諸側面等に関する質問紙調査をし、学力との関連等について分析します。
生徒はみな緊張した面持ちで、受けていました。普段は廊下の扉をオープンに開放しているクラスがほとんどですが、今日は扉を閉めて受けているクラスもありました。
調査の個人結果は、例年11月下旬あたりにご家庭にお知らせしています。私たち教師も、この調査の結果を受けて、授業の進め方などを工夫していきたいと思います。
放課後は、緊張から解放された良い表情で、部活動に取り組んでいました。


自転車点検(4月12日)
弥富中学校はありがたいことに自転車を置くスペースは十分にあるので、特に徒歩通学のエリアを定めていません。ほとんどの子が自転車で通学をしています。特に遠くから通学する子にはなくてはならないものです。
しかし、昨今の交通事情を見ると、自転車の整備不良や乗り方などが原因で人や自転車・自動車と接触する事故が起きています。朝礼などでも何度も呼びかけをしています。
今日は一年のスタートということで、どの学年も自転車点検を行いました。1年生の多くは真新しい自転車ですが、2・3年生の自転車にはきちんと整備されていないものもありました。
自らがけがをしてはいけませんが、相手にけがをさせてしまうことも十分に考えられます。一人一人がしっかりとした意識で安全な登下校を心がけたいものです。
学力テスト(4月11日)
入学式・始業式の週が明けました。少しずつ学校の中も落ち着きを見せています。
と、思いきや、担任に先生たちが、
「次は『数学』だ。もう始まる!」
と、テスト問題を小脇に抱えて職員室から飛び出していきました。慌しさは、もう少し続きそうです。
今日は3学年とも学力テストを行いました。これは来週に3年生が行う「学力学習状況調査」とは違い、前年度までの学習内容がどれだけ身についているかを確かめるためのもので、子どもたちや家庭はもちろん、私たちも指導の参考とさせてもらいために毎年行っています。
1年生も緊張のおももちで問題に向かい合っていました。
地区別会議(4月8日)
給食を食べた後の4時間目は「地区別会議」です。小学校では通学団会議と呼ばれているもので、中学校でこれを行うところは珍しいかもしれません。
弥富中はほとんどの子が自転車を使って登下校をしています。十分に注意をしていても、毎年、車との接触や自転車同士がぶつかる事故が起きます。相手が高齢の方などの場合は、大きなけがをさせてしまうことも十分に考えられます。もちろん、子どもたち自身がけがをしてしまってもいけません。
そこで、毎年、この時期に、通学路の確認ををしたり自転車の乗り方を指導したりするこの時間を設けています。また、その中で、昨年度のPTA生活委員会の方々が中心になって作成された「ハザードマップ」を活用し、通学路周辺の危険な場所や不審者などが出没しやすいところなどを確認し合いました。
ご家庭でも活用していただけると幸いです。