学校訪問(10月11日)

今日は学校訪問でした。「学校訪問」というと、多くの方には耳慣れない言葉かもしれませんが、私たち教員にとってはとても重要な日です。弥富中学校の教育活動がどのように行われているか、子どもたちの様子は、教職員の様子は、施設や帳簿の管理は適切か、等々丸一日かけてご覧いただきそれについて指導を受ける日です。指導員として3名の方にお越しいただき、あわせて、海部教育事務所や弥富市教育委員会、学校評議員の方々にもお越しいただきました。
そんな特別な日ですから、朝から緊張感が漂っていましたが、先生たちには「いつもどおり行ってください」と声をかけ、教室へ送り出しました。それは、日頃から子どもたちは落ち着いて学習に取り組んでいるし、先生たちも、50分の授業の中に「ともに学びあう場面」を意図的に取り入れたり、大型モニターなどの機器を活用したりしていることを知っているからです。そして、その言葉通りの様子を見せてくれました。
子どもたちが下校した後に行った協議会では、今日の授業についてどうだったかを互いに意見交換し、これからの授業づくりに生かすことができました。指導員の先生たがからは、
・とても落ち着いた学習ができている
・道徳の授業が定着している
・環境が整えられていて安全面にも配慮されている
などのおほめの言葉をいただく一方で、
・おとなしいがたくましさに欠ける
・そのためにもっと子どもをほめてもよいのではないか
という指摘もいただきました。
自信を深めた部分はこれからも進め、改善すべきところは修正し、また明日から気持ちを新たにして取り組んでいきたいと思います。
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朝礼(10月9日)

10月9日朝礼校長講話
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市民体育祭(10月8日)

雲ひとつない青空の中、第13回弥富市民体育祭が文化広場で行われました。この日は、中学生も市民の一人として参加してほしいと考え、部活動を中止にしました(一部、先週末の大会が雨で延期になり試合及び直前練習にした部もあります)。
玉入れや綱引きでは学区の大人の人たちに混じって楽しく参加しました。退場門で参加賞のお菓子などを手にしてニコニコしている顔を見ると、こちらまでうれしくなりました。
そして、そんな中学生が注目を浴びる「学区別混合リレー」の時が来ました。中学生はそれぞれ3人が出場し、女子は半周男子は1周を走ります。まだ部活動の現役の1.2年生に混じり部活動を引退してしばらくたつ3年生もいます。部もさまざまで、チームメイトが別々のバトンを持って走るのもめったに見られない光景でした。全力で走る姿、それを応援してくれる学区の方々。
市民としていつまでもこういう行事に参加してくれる子たちであってほしいと願う一日となりました。
なお、総合優勝は「桜・日の出学区」が獲得しました。

読書の秋(10月4日)

夏休み、学校祭と過ぎ、気がつけば10月。朝夕もめっきり涼しくなりました。
校内を歩いていると、いろいろな所に秋を感じます。今日はそんな中から、図書室を紹介します。図書室といえば、文字通り「読書の秋」の本丸。日々忙しい中学生ですが、そんな中でもぜひ本のページをめくってほしいものです。
図書室の入口には、今年4月から取り組んでいる「いま、みんなで○○○冊読んでるよ!」という掲示があります。毎月の貸し出し冊数をここに紹介することで、少しでも多くの子が本を読んでくれればという思いで、文化委員や国語科の先生が取り組んでいます。9月の分がそこに加わりました。9月は学校祭一色だったこともあり、これまででもっとも少ない44冊でした。少ないのは寂しいですが、これは仕方がないですね。合計は532冊となりました。
その入口を入ると、カウンターの横に「弥中生はどんな本を読んでいるのかな?」というボードがお目見えしました。赤のモミジと黄色のイチョウをかたどった紙に、読んだ本、おすすめの本を自由に書いて貼っていきます。
今月16日から、冬時間となり午後の部活動がなくなり、これまでより少し時間ができると思います。そんな時にスマホやゲーム、テレビではなく本を開いてほしいと思います。
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やりたい!(9月25日)

子どもたちを下校させ、職員会議が終わると、いつもが学年ごとに会議を始めます。しかし、今日は、体育主任の、
「明日の準備を少しします」
の声で、皆、外へ出ました。この3連休と雨でグランドに引いてあったラインはほとんど消えてしまっていました。それを明日、一から引いていてはとても時間がかかるので、体育科の先生はその作業にとりかかりました。そして、それ以外の先生たちは、3年生の教室の前に置いてあった重い鉄のパイプを手分けして組み立て始めました。こちらはテントの準備です。最近は簡易テントといって、四隅を引っぱって広げるだけでテントが設営できるものが主流となり、部活動ではほとんどそれを用いていますが、学校祭では来賓用・保護者用・祖父母用など多くの数が必要ですので昔ながらのテントを使います。年配の先生たちは手馴れた手つきで組み立てていきますが、若い先生たちはどう組めばよいのか戸惑っているようです。しかし、みんなで、
「それ、こっち」
「先にこれをはめて、その後にこっちを差し込むの」
とわいわい言いながら、5つのテントの骨組みができました。ここまでしておけば、明日の朝の準備はかなり楽になります。誰も口にしませんでしたが、「明日はやりたい!」という気持ちで一致団結した時間でした。
 
作業を終え、職員室に戻る頃にはきれいな夕焼けが西の空に見えました。明日、体育の部ができるといいな。