1学期終業式(7月20日)

1学期最後の日も暑い日になりました。タオルと水筒を持っての終業式になりました。しかし、子どもたちは落ち着いてしっかり臨むことができました。式の中では、昨日配布したリーフレットも紹介しながら、「命を大切に」という話をしました。
   
1学期終業式校長講話
 
子どもたちは、この式の様子からもうかがえるように、さまざまな場面で成長した姿を見せてくれました。しかし、一方ではまだまだ揺れ動く心をもっています。ほぼ毎日部活動や学校祭の準備等で学校へ来るとはいえ、ご家庭で過ごす時間も多くなります。お忙しいとは思いますが、ぜひ、お子さんに寄り添いながらその成長を支えていただけたらと思います。
なお、夏休み中は、原則として8:30~17:00の業務時間外は留守番電話対応となりますのでご理解をお願いします。緊急の場合は、「弥富市教育委員会 65-1111」へご連絡ください。 

学校保健委員会(7月19日)

学校保健委員会を開催しました。保健委員会の生徒、教員、保護者が共通のテーマで話し合う学校保健委員会を行いました。今年のテーマは「歯」ということで、学校歯科医と学校薬剤師の先生をお招きしました。
まず、パワーポイントを使って、弥富中学校の子たちの歯の実態を報告しました。(左のグラフをクリックすると、その資料をご覧いただけます)。すると、う歯(虫歯)のない人の割合が80%を超え、どの学年も海部地区の平均を上回っていることが分かりました。しかし、歯肉や歯垢については健康と言える状態でないことも分かってきました。
そこで後半は、歯ぐきも含めた健康な歯を維持するために必要な「歯みがき」について歯科医の先生に教えていただき、保健委員の子たちからも質問しました。
Q「歯ぐきを健康に保つための予防法は?」
A「早寝・早起き・朝ごはん」
Q「歯や歯ぐきが健康であることのメリットは?」
A「食べることに欠かせないし、すてきな笑顔になるから仕事にもよい影響が出る」
と、健康な歯・歯ぐきが私たちの将来に大きく関わることも知ることができました。
 
「高校生までは、保護者が口の中を見てあげてほしい」
というアドバイスもあり、参加されたPTA健康委員の方々もうなずいてみえました。

こんなところにも(7月19日)

きちんと整頓された机。開け放たれた入口の扉と窓。そして、誰もいない教室で回る扇風機。
 
これが、朝、7時半前の弥富中学校の教室風景です。「もったいない!」とお叱りを受けるかもしれませんが、朝、学年の先生が教室へいき、自分のクラスだけでなくすべてのクラスを回り、鍵を開けてこのようにしています。もちろん、扇風機は暑い時期だけですが、こうすることで室内にこもっている暖かい空気は外へ出され、朝の清々しい空気を取り入れることができます。それは、朝部活を終え、汗だくなって教室に入ってくる「子どもたちのために」という思いからです。
熱中症の危険性が叫ばれている今、子どもたちの体調をよく観察することも大切ですが、このように、前もって備えることでそれを回避する、なりにくくすることもできるのではないかと思います。「働き方改革元年」と言われる今年、教職員のそれも大きく見直されています。もちろん、それも大切なことだと思いますし進めていかなければならないと思いますが、「子どもたちのために」というこうした思いは、決して忘れてはならないと思います。

現場での危機感こそが(7月18日)

ここ数日、異常なほどの暑い日が続いています。昨日は、豊田市の小学校で、学校の教育活動中に1年生の子が熱射病で亡くなるといういたましい事故が起きました。大切なお子さんの命を預かる学校として、あらためて熱中症の怖さを認識し、その対応について考える必要があると思いました。
 
そんな気持ちで迎えた今朝、学年の先生たちから、
「水筒は普段はロッカーに置いているんですが、足元に置いて授業中に給水させていいですか」
「体操服の方が風通しがいいので、それで授業を受けさせていいですか」
といくつかの相談がありました。もちろん、OKです!
この声を聞いた時、とてもうれしく思いました。実際に子どもたちと同じ場所にいて、子どもたちの体調を常に観察している担任や教科担任が感じた「危機感」こそが、子どもの命を守る一番の方法だと思うからです。
そんな意識を大切にしながら、この夏を乗り切っていきたいと思います。
 

届け、応援の気持ち(7月14日)

連日お伝えをしていますが、夏の大会のほとんどが今日からスタートします。選手はもちろん、会場にいる部員や保護者の方々の熱い応援をお願いします。
 
そんな大会を迎えた朝、「応援の気持ち届け」の見出しが新聞にありました。西日本各地の豪雨被害に遭われた方、とりわけ命の大切さを毎年2年生に教えてくださっている広島の方を救おうと生徒会が呼びかけた募金活動で「55,962円」もの義援金が集まり、昨日、中日新聞社を通してその思いを託しました。
かつて、伊勢湾台風で大きな被害を受けた弥富は、全国各地からの温かい支援で立ち上がることができ、今を築くことができました。だから、今度は恩返しをする番です。伊勢湾台風のお礼と広島研修のお礼を込めて。
このたびの募金活動に際し、急な呼びかけにもかかわらず、多くの保護者の方にもご賛同いただきご協力いただきました。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。