プレイボール前に(7月9日)

陸上と相撲をのぞいた多くの部の夏の大会の先陣を切った野球部の初戦をお伝えしたところですが、顧問の先生から、こんな話を聞きました。
「ホームページ、ありがとうございました。実は、あのグランドの整備したのは弥中の子なんです」
「え、そうなの?!てっきり役員や審判の方々がされたと思っていたよ」
「うちの学校が(津島)市営球場に着いたのが7時で、まだ役員の人たちも相手のチームも誰もいなくて。だから、レギュラーの子たちは負担の少ない内野にしましたが、控えの子たちが広い外野などをみんなで水を吸い取ってくれたんです」
 
先のサッカーワールドカップで、日本代表の戦いぶりもさることながら、試合後のロッカールームがきれいに整頓されていたことがネット上で話題になっています。3対1で勝利を収めた試合に臨む前に、弥富中野球部の子たちのこんな献身的な行動があったとは知りませんでした。
日頃から野球部の顧問の先生は「誰からも応援してもらえるチームに」という言葉を子どもたちにかけています。それが大事な試合前にできたことをとてもすばらしく思い、と同時に、そんな子たちを誇りに思います。