保健集会「Good sleeping」(9月25日)

 本日の朝礼後、保健委員会による保健集会が行われました。1学期の学校保健委員会で,講師を招いて質の良い睡眠について学んだことを、全校生徒に伝えました。

  はじめに、春にとったアンケートをもとに、弥富中学校の生徒の睡眠の実態と睡眠に関しての悩みを報告しました。

  ・ほとんどの生徒は6~8時間の睡眠をとっている(6時間では中学生には少ない)

  ・休みの日と学校のある日の睡眠時間にばらつきがある。

  *寝付きが悪い *熟睡感がない *1日中眠気を感じる  

 寝る1時間前にすることでは、「スマホを見る」が1番多く、「テレビを見る」「勉強をする」「ゲームをする」が続きました。良い眠りを妨げるブルーライトがたくさん含まれているスマホやテレビによって、眠りの質を下げていることが分かりました。  

 そこで、「眠れるからだの作り方」として足裏のマッサージの仕方について、代表の先生に実際に体験してもらいながら紹介しました。生徒も靴と靴下を脱いで実際に自分の足をマッサージしました。

 足の裏は、親指は頭、親指の付け根は首、指の下は肩、足の中心は自律神経のツボになっています。その部分が固くなっていないか、冷たくなっていないか観察しながら行うと良いそうです。  

 夜寝る前に、5分でも足裏マッサージを通してからだをほぐすことで、眠れるからだを作り、質の良い睡眠につながるということです。

  今日の集会が、質の良い睡眠をとることにつながり、子どもたちが、毎日健康に過ごせるようになればと思います。

保健集会資料

明日は何の日?(9月25日)

 学校祭明けの月曜日。とてもさわやかな日です。

 今日は、校長先生が不在のため教頭が朝礼で話をしました。学校祭の感想などの話のあとに投げかけた「明日が何の日か分かる人?」という質問に、ほとんど手は挙がりませんでした。明日は『伊勢湾台風の日』です。

 今から58年前。この弥富の地にも大きな爪痕を残し、多くの尊いを奪った台風です。弥富という土地に住む生徒に、忘れて欲しくない出来事として、伊勢湾台風の話をしました。当時生徒の祖父母の方々が実際に伊勢湾台風を経験され、命を守る行動をとったおかけで、父母の命が、そして自分たちの命が今あることを自覚して欲しいと思いました。

 祖父母の方と同居してみえるご家庭では、この機会に当時の出来事を子どもたちに話してあげて欲しいと思います。そして、水の被害を受けやすい土地だからこそ、いざという時の備えや命を守る行動について家族で話題にしていただけたらと思います。

教頭講話9月25日

きっと咲く!-3年生ー(9月22日)

一番“学校祭ロス”になっていると思って、教室をのぞいたのは3年生でした。あれだけ打ち込んだ学校祭です。
「はい、今日からは切り替えて」
と言われても、なかなかできるものではありません。あるクラスでは、「※声でません」という文字を机に貼っている子も(笑)それだけがんばったんですね。担任の先生たちも、朝のSTなどで昨日までを振り返りつつ、少しずつ少しずつ切り替えていこうと考えていたようです。
しかし、子どもたちは、思っていた以上にしっかりと足が地についていました。
なぜだろう?その答えを見つけました。優勝した赤ブロックの教室に、パフォーマンスで使った赤いメガホンがありました。見ると、びっしりと「寄せ書き」がしてあります。
『足くじいて恥ずいところみせたけど、はげましてくれてアリガトウ』
『いつもそばにいて、ダンスを2人で練習したトキ、めちゃ楽しくて、めちゃ覚えとるけんな』
『大好きだよ』
そして、お昼には、3日連続となるお弁当。中には手紙が入っている子もいました。
 
3年生は気づいています、いつまでも立ち止まっていてはいけないことを。進路選択の時期が、徐々に近づいていることも知っています。でもその一歩を踏み出すことはとても不安です。しかし、学校祭を通して、自分の周りには仲間がいて、家族がいることに気づきました。そして、そんな人がいれば、自分でも信じられないくらいの力が発揮できることも知りました。
きっとこの子たちは、大きな花を咲かせることでしょう!

無限の挑戦ー2年生ー(9月22日)

もっとも大きく切り替えたのは2年生でした。6時間目に多目的室に入り、行ったのは「平和学習」のガイダンスです。11月に広島へ行き平和について考えます。2年生にとってとても大切な学習ですので、1学期にもすでに始まっていましたが、夏休みや学校祭で中断していたのを再開しました。
まず、2歳に時に広島で被爆し、12歳で白血病で亡くなった佐々木貞子さんのことを映像で知りました。貞子さんは広島平和記念公園にある「原爆の子の像」のモデルにもなっています。入院中に「折鶴を千羽折れば元気になる」と信じて病と闘ったということから、毎年、広島研修の折には折り鶴を献呈しています。
そこで、2年生は今日から平和学習を再開する傍ら、折り鶴づくりにもとりかかりました。
「折り鶴を折るのに自信のない子?」
と促すと、なんとほとんどの子の手が挙がりました。これには先生たちも驚きです。そこで、さっそく手元をカメラで写して折り方講習会です。
「えー、分からん」
という声を発しながらも、近くにいる子が優しく教えてくれるなど、ここでも学校祭で培われた、「みんなで協力して」が生かされていました。
 
2年生の大きな挑戦が始まりました。

蕾、ふくらむ-1年生ー(9月22日)

人はこんなにも切り替えられるものでしょうか。
 
学校祭から一夜明けた今日、弥富中学校は、昨日までの慌しくも目標に向かって突き進んでいたのとはうって変わって、落ち着いた一日でした。それぞれの学年の様子をご紹介します。
 
1年生にとって学校祭は、どう映ったでしょうか。小学校の運動会と学習発表会を足したもの、いえ、とてもそんなものではなく「かけ算」したぐらいのものだったのではないでしょうか。ですから、上級生についていくのに精一杯でさぞ大変だったと思います。しかし、そんな先輩たちの姿を目の当たりにできたことは大きな財産になったと思います。教室には、そんな足跡である賞状が飾られていました。
 
そんな教室では英語の授業が行われていました。これも中学になって始めた教科です。英語を使ったコミュニケーションの力をつけるために、二人一組で会話をする授業でした。席を立ち相手を見つけ会話をスタートします。4月のようなたどたどしさはありません。この子たちは、さまざまなことをどんどん吸収し成長する力をもっているんだと感じました。学校祭を経験し、少し蕾がふくらんだ1年生でした。